炎火のヒーロー

炎火　１７ ページ18

A「・・・本気なのか本気じゃないのか


分かんない人ー・・・」




轟「何がだ？」




背後に立ってびびらすのやめてもらえないカナ





A「別にー・・・


たださー、もしこの中に見込みなしと判定された生徒がいたら

嘘なんて言わなかったんじゃないのー？って」



「なるほど・・・先ほど言いかけたのはそういうことだった

のですね」




ちょ、聞いてたのか・・・

ポニテのお嬢さん・・・


まあいいか、続けよう





A「あの時いず・・・緑谷出久が指を犠牲にしてまで

個性を使わなかったら、確実に除籍処分されてたんじゃないかなーって」



緑「え・・・・じゃあ僕、指を犠牲にした甲斐はあったってことだよね・・・」



よかったあ・・・と何かの紙を持って

いずは肩の力を抜いていた




うんまあ、何もよくはないけどねー






A「ぼ・・・私の考えすぎかもしんないし、本気にしないでよねー


つーか、いずは早く保健室行ってきなよ

見てて痛々しいんだけどー」



緑「あ・・・うん！

ごめんね！」




と言って、いずは保健室まで行った


何で誤んの、意味分かんない


今の発言、悪かった？


僕そういうのわかんないんだよねー・・・






A「・・・・？」



「あの・・・今の言い方は少し厳しかったんじゃないでしょうか・・・？」




ポニテのお嬢さんが、私の考えていたことが分かったみたいで

そう教えてくれた







A「・・・ん・・・そうかも・・・


後で誤るー・・・・」



「「(あ、結構素直だった)」」





A「それで・・・お嬢さんの名前・・・」


「あ、失礼しましたわ・・・








私は八百万百と申します。よろしくお願いします」







口調もやっぱり上品で


名前もそれっぽい






A「火炎A・・・よろしくー」









高校で初めて友人って感じの人できたな・・・









・









・・・うん、なんだろ



友人とか、たぶん僕の言動のせいとかでできたことなかったけど(いず以外)









結構、うん、うれしいかも









・

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