帰国した学園ポリスのトップ2 (ページ5)

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53話ページ5

皆はお風呂から出て大広間へと移動した

ジンペイ
「いい湯だった～!あっ!」

コマ
「クウカ先輩!」

クウカ
「みんな」ﾆｺｯ

部屋に戻るとクウカが女性用の浴衣を着て座って皆に笑顔で手を振った

マタロウ
「うおー!浴衣も可愛い!!//」

マタロウは滑る様にクウカに近づきそう言った

マタロウ
「!じゃなくて、何でここに……??」

クウカ
「うん、実は……」ｽｯ

クウカが懐から出したのは魔神ウォッチだった

A
「それは…！」

ジンペイ
「それアイツらのウォッチ!」

クウカ
「そうよ、でもこれはみんなが使える魔神ウォッチ」

ラント
「どういう事だ」

クウカ
「ライムさんが魔神ウォッチの設計図をくれたの、ウチなら作れるんじゃないって」

クウカを中心に囲むように皆は座り、話お聞いていた

ジンペイ
「ライムが?」

チアキ
「完全に罠っしょ」

A
「………雲池、芦矢ライムから渡された設計図って今、持っていたりする？」

Aは少し考えた後で、クウカにライムから渡された設計図を今持っているかどうか聞いてきた

クウカ
「うん、持っているよ」

クウカはそういい、設計図が書いてあるタブレットをAに渡した

Aは設計図をよく見て考えていた

それを、皆も静かに待っていた

しばらくしてから、Aはタブレットを下ろした

A
「………何処にも書き換えた様な後もないし、ウオッチの制度として重要な部分にも何も仕掛けられた様な感じはしないね…」

Aはそう言った

ラント
「そうか」

クウカ
「もしかしたら、豪万蛇先輩のやり方に反対している勢力がいるのかも」

キュウビ
「高等部も一枚岩じゃないな」

クウカ
「とにかくこれがみんなのパワーアップになるのは間違いないわ!」

マタロウ
「新しいウォッチ楽しみー!!//」

クウカ
「あっこのウォッチは妖力がベースだから、ごめんね……」

マタロウ
「ｶﾞｰﾝｯ!!」

マタロウは新しいウオッチに興奮をしていたが、自分が使えないっと分かった途端、ショックで石化をした

次の日

旅館前にて

ぬらり
「古典妖怪との組み合わせは私の方でプランを作っておいた。それでは古典妖怪を召喚しよう。アースウォーカーNOA、準備はいいか?」

皆の後ろにはいつの間にかアースウォーカーNOAが立っていた

アースNOA
「OK、ちゃちゃっとやっちゃうよ」ｽｯ

アースウォーカーNOAが上着を捲ると、中からまるでブラックホールの様な空間が出てきた