帰国した学園ポリスのトップ2 (ページ28)

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76話ページ28

マタロウ
「えっ?僕何をしたの……?」

ティーダス
『マタロウ』

マタロウ
「えっ、ティーダス!?」

ティーダス
『これは、お前がいつか覚醒する事を予測して私が残した"メッセージ"だ……よく聞くがいい、お前の中にある潜在能力は計り知れない。このメッセージを聞いているのならお前はその力に覚醒できたということだ』

マタロウ
「これが……僕の力……?」

スグル
「あの学園の混乱は中等部のせいではないというのか……!?私は、何をやっているのだ……誰よりも学園を愛していたはずなのに……っ学園を戦争の場にして、品位を貶めているのは……むしろ私のではないか……っ!」

スグルはその場に座り込んでいる生徒たちを見てそう言った

スサノ
「会長にも見えたか?中等部で起こる騒ぎも、ほとんどの場合霊的存在が引き起こす案件を解決しているのにすぎなかったんだ」

スグル
「……私達は誤解していたのか」

スサノ
「とんでもない誤ちを犯すところだったな」

スグル
「嗚呼……」

スグルはすぐ様行動に出た

スグル
「戦いはこれまでだ!!」

全員
「!!」

ラナ
「!?まだよ、まだ止めては駄目!」

スグルがIKUSAを中止すると宣言した

すると、みんな武器を降ろし休み始める中

ラナだけが何故か慌てた様子で言った

向こう側でその宣言を聞いたライムとジンペイは変身を解いた

ライム
「豪万蛇……ッ!勝手な事を!」

テラミン
「勝手過ぎだミン!」

ジンペイ
「終わったみたいだな」

ライム
「っまだ止めちゃ駄目だ!!」

テラミン
「止めては駄目ミン!!」

ライム
「戦いを続けろ!!まだこの戦いの役目は終わってtﾄﾞｶﾞｯ!ぐわっ!!」

焦ったライムが言い終わる前にジンペイがライムの頬を思い切り殴りつけた

その衝撃でライムは地面に倒れた

ジンペイ
「目を覚ませライム!中等部とか高等部とか、強いとか弱いとか関係ない!!俺達友達だrﾄﾞｶﾞｯ!ぐっ!!」

今度はライムがやり返すようにジンペイを殴りつけた

ライム
「友達が何だって言うんだ……!?仲良くしろって……!?友達だろうと家族だろうとみんな結局は別の人間なんだ!!君の言っている事は青臭い子供の思考なんだよ!!」

ジンペイ
「うるせぇッ!!」

ﾄﾞｶﾞｯ!!

怒りで高ぶったライムにジンペイは体当りし、二人はバランスが崩れそのまま転げ落ちた

その時

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ……!

ﾄﾞｫｫｫﾝｯ!!!

全員
「!?」