75話 ページ27
IKUSAもかなり長い時間続き
生徒達も体力的に限界を迎えていた
マタロウ
「……このままじゃ、みんなが……駄目だ……! こんなの絶対に駄目だ!!」
マタロウはそう言いながら立ち上がった
マタロウ
「みんな止めてーッ!!このまま戦いを続けたら学園自体が壊れちゃうよ!!」
全員
「!!??」ﾋﾟﾀﾘ
マタロウの声に戦っていた生徒の手が止まった
マタロウ
「僕はこのY学園に無くなってほしくない!!僕はこの学園が……!!この学園の仲間が大好きなんだ!!先輩はこの学園が、この学園にいる仲間が嫌いなんですか!?無くなってもいいんですか!?」
フドウライザー
「!何……?」
マタロウ
「高等部の先輩達!僕らが学園の品位を落としているというのなら直す努力をします!!だから……!!戦いを止めて話し合いをましょうよ!!僕達は望んで品位を落としているんじゃないんです!!学園を守るために戦ってるんです!!!!!」
ﾋﾟｶｯ!!
マタロウがみんなに訴えかけたその瞬間
マタロウの身体から光のオーラが溢れ出し戦場全体を包み込んだ
マタロウ
「これって……何が……!?」
自分の身体から光を出している事にマタロウ本人も驚いていた
フドウライザー
「何だこれは……頭に、情景が流れ込んでくる……!」
アシュラ
「これは……!？」
皆の頭に流れ込んできたのは
ジンペイ達が今まで経験してきた"思い出"だった
スグル
「何なんだ……⁉何が起こったのだ……!」
スグルは変身をとき、その場に座り込み頭を抱えた
ラント
「玉田マタロウの何らかの力が過去の記憶を見せたのか……?」
ラントも変身を時、マタロウの方を振り返った
A
「こんな事が、あの後中等部で起こっていたなんて…」
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作者名：雪桜 | 作成日時：2021年2月27日 12時
