帰国した学園ポリスのトップ2 (ページ19)

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67話　壮絶なるハイ＆ロー対決　関ケ原の合戦ページ19

スグル
「これより格闘型競技大会、IKUSAを開会する。両陣営ともスポーツマンシップにのっとり正々堂々競い合ってもらいたい」

向こうの高等部の陣営からスグルがメガホンを使って開会の言葉を言った

スサノ
「……本当にやんのか？もっと他に手はあんじゃねぇのか？」

スグル
「Y学園全土に我ら高等部の力を示し秩序を取り戻すため、これは学園で正式に認められた競技だ」

～中等部側～

ジンペイ
「いっぱいいるな」

両陣営のには何十人に及ぶ生徒達が武装して構えていた

コマ
「なんか凄い圧迫感……っ」

フブキ
「相手は高校生だもんね……」

A
「……でも、殺気が凄くないか…これは一応競技大会だよね……？」

マタロウ
「それより、僕が大将ってどういう事！？」

マタロウは大将の席でそう叫んでいた

フブキ
「旗を立てている装置に4方にペダルがついていて、4方向から同時に踏むと旗が倒れて負けになるわ」

キュウビ
「万が一ここまで敵に踏み込まれた時は、ペダルの一つにしがみついて踏ませない様にすればいい」

つまり、マタロウが大将なのは形のみ

本当はペダルのしがみつき役だった

マタロウ
「ﾋｪｪｪｪｯ!いやだァァァッ!!(涙)」

ラント
「ここまでの事があっても、学園長は高等部学園長に何の講義もしないとは……」

キュウビ
「あれ?会長は知らないのかい?高等部学園長は学園長の奥さんなんだよ」

ラント
「何!?」

メラ
「尻に敷かれて全く頭が上がらないんだってよ」

A
「一度だけ、二人が会う日に学園ポリスが見張りをする事になってね、その時に僕も同行で行ったことがあるんだけど、いかにも夫婦中に問題がある感じがしたよ…」

ラント
「そういう事か……」