【爆豪勝己】私＋貴方＝もっと。。。 (ページ48)

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お化け屋敷を無事脱出して1件落着。

私の遊園地で一番乗りたい観覧車。
誘えるかな、いや！誘うんだ！がんばれ私！

「あの…」

爆「あァ？」

「もうそろそろ日も暮れてきたことだし…最後に、ち、ちちちち近くの！観覧車でも乗ろっ！」

爆「おう、」

やったっ！心の中でガッツポーズ。

『お客様2名様ですね～？こちらへどうぞ～、ごゆっくり～！』

ところなしかカップルが多い。
やっぱり観覧車ってそういうもんだよね…

観覧車を円としてやっと90°くらいのとこまで上がった。

「綺麗だね…」

爆「おう。」

会話が…続かない。
どうしよう。なんかこう、、、！あ！

「今日は楽しかったなぁ、勝己、ありがとね！」

爆「おう、まあ全部乗れなかったけどな。」

「あい変わらずみみっちいなぁー。」

爆「あァー？悪かったな。」

「そーゆーことも好きだから良いけど？」

爆「はァっ！？」

勝己の顔と私の顔が

赤く染まっていく。

「顔赤いよ？勝己？ふふっ」

爆「あァっ？ゆ、夕日のせぇだよ！」

沈みかけている夕日を横目に勝己を見つめる。
勝己の透き通るように赤い目には私が。
私の目には勝己が。

爆「おめェのせぇだからな。」

勝己と私は吸い寄せられるように観覧車の一番空に近いところでキスをした。

「勝己のせいもね///」

爆「しゃーねぇーな、責任とってやんよ、」

幸せだなぁ。

「っ…うんっ！」

わたしはあったかくて優しい私の大好きな勝己の手を取った。

…のだけど

「あっ！見て勝己あそこ！」

斜め下の観覧車のまどからこっちをニヤニヤと見つめる2人組。

電気とじろちゃん…そっちだってふたりきりで乗ってるくせにぃー！

爆「あいつら殺るか。」

「おうよ」

ムードぶち壊し。
でも、こんな日常がなんだかんだいってものすごくたのしい。
これも、勝己のお陰だな。