幼女「キヨくん…！！やっと会えた…！」キヨ「えっ」 (ページ6)

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第五話ページ6

キヨ(俺よりも遥かに早いスピードで家の家事を片付けていくひとかちゃん…すげぇな)

キヨ(洗濯物が閃光の速さで正確に洗濯機に投げ込まれて…もうスイッチ押した)

キヨ(とか思ってたら洗われた食器がどんどん仕舞われていってる)

キヨ(あの小さい身体でどんな身体能力してるんだよ…)

ひとか「ふぅう…ひとまずこれで、家事は一段落したんでTVでも見ますか。」

キヨ「ひとかテレビ好きなのか？」

ひとか「………。」

ひとか「もともとはこんなに見る方ではありませんでしたよ。」

キヨ「え？そうなの？」

ひとか「キヨくんの影響をモロに受けた結果です」

キヨ(なるほどな…)

ひとか「それに、結構興味深いものが多いので。ひとかの知らないことも、多く流れてるし」

ひとか「いい情報収集資源です」

キヨ(そういえば、ひとかちゃんがケータイ持ってるの見てないな)

キヨ「なぁ、ひとか」

ひとか「何ですか？」ｸﾙｯ

キヨ「スマホ…っていうかケータイとかって持ってないの？」

ひとか「けーたいぐらい持ってますよ。ほら」(ﾌﾄｺﾛ|彡ｻｯ)

キヨ(こ、これは………)

キヨ(いつの時代のガラケーだよ……古すぎて流石にわからないくらい古い機種だ……。)

キヨ「えっと…ひとか、それ……」

ひとか「？何ですか？」

キヨ(…本人が不自由してないなら良いか…)

キヨ「いや、何でもない」

ひとか「そうですか。まったく…けーたいぐらい持ってますってば。馬鹿にしないでください」ﾑｽｯ

キヨ「いや別に馬鹿にしたわけじゃ…」

キヨ「ただ…持ってんのかなって思っただけだよ」

ひとか「ならいいんですけど」

キヨ(ひとかちゃんはテレビに目線を戻した)

キヨ(それにしても随分がっついてみてるなぁ、ただのニュースなのに)

キヨ(今度一緒にドラマ見ようかな。録画して朝見るのもいいかもしれない。)

キヨ(あれ、そういえば今日なんかあったような……)

キヨ(・・・・・・・。)

キヨ(あっ)

キヨ(やべぇ)

キヨ(今日最俺で実写撮る日だ)

キヨ(………。)ﾁﾗｯ

キヨ(どーしよ……)

キヨ(流石に一人でいさせるのはまずいよな……)

キヨ(だからってアイツらに会った時どう説明していいのかもよく分からん。)

キヨ(・・・しょうが無い！ここは連れて行こう！！)

キヨ(何とかなるだろ！！多分！！！)