幼女「キヨくん…！！やっと会えた…！」キヨ「えっ」 (ページ3)

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第二話ページ3

キヨ(こうして半ば強引に俺とひとかちゃんの同棲生活が始まった)

キヨ(…………。)

キヨ(いや始まっちゃったらだめだろ)

ひとか「あ、キヨくん生活については心配しなくて大丈夫だからね」

キヨ「え？そうなの？でも替えの服とかは…」

ひとか「(ﾌﾄｺﾛｺﾞｿｺﾞｿ)ありますよ」

キヨ「ちょっと待てなんで懐から色々出てきてんだ」

ひとか「ここに来る途中で実太助のそっくりさんと会ったんです。そしたら荷物が懐にいくらでも入るようになったんです」

ひとか「あの人が言うに、四次元懐ってやつらしいです」

キヨ(ええ……)

キヨ「ところでだけどさ…ひとかちゃん」

ひとか「何ですか、キヨくん」

キヨ「あの…その敬語は」

ひとか「キヨくんがひとかのこと覚えてないなら、会った当初のときと同じように接すればいいだけですから。」

ひとか「まぁ、内心結構辛いんですがね」

キヨ(そもそも恋人になったことなんてないぞ…)

キヨ「もしかして…だけど、行くところまで行ってた感じ…？俺とひとかちゃん」

ひとか「夜伽なら週3ぐらいでやってましたよ。『結構凄いぷれい』ってやつもやってました」

キヨ「」

ひとか「本当に覚えてくれてないのが口惜しいです」

キヨ(この身長100センチあるかないかの子に何やってんの、ひとかちゃんの知ってる俺は)

ひとか「……………。」ｼﾞｰｰｰｯ

キヨ「…？どうした、ひとかちゃん」

ひとか「あの」

ひとか「ひとかはひとかですから。キヨくんはひとかのことひとかって呼んでください」

キヨ「えっ…、あぁ、うん分ったよひとか。」

ひとか「それでいいんですよぉ」ﾆﾏｧ～

キヨ(めっちゃ嬉しそう)

キヨ「取り敢えず、ひとか何食べる？」

ひとか「もうそんな時間ですか…。っていうかひとかに聞くより、偏食家のキヨくんが食べたいものでいいですよ。ひとか、何でも割と好きなんで」

キヨ「……分かってるな…」

ひとか「仮にも恋人ですから」

キヨ「じゃ、買いだめてあるコンビニ飯でいい？」

ひとか「もちろんだよぉ、」