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1話 離ればなれの兄弟 ページ1

小さい頃の綾香side

「〜と〜お前らは今日から別の家にいくんだ」

ある日家の食卓に行こうとすると父様が誰かとそう会話をしているのが聞こえてきた。
私は誰と会話しているのかわからなかったが、次に聞こえた声でわかった。

「父様僕たちはどこに行くの?」
と、言う私の大好きな弟の湊と昴の声が聞こえてきたからだ。

「今日からこの家の人間じゃなくなるということだお前らこの二人を連れていけ」
「「了解しました」」
「やだっ、放して」

扉から覗くと外に湊と昴を連れていこうとする使用人たちと冷徹な目をした父様がいた。
じっくりと見ていると父様と目があいその目は私に

「手を出すな」
と、言っているような目だった。
昔から父様には逆らわないように教えこまれていたので私は湊たちを助けることが出来なかった。

そして、そのときの言葉で一番覚えているのは

「綾姉ちゃん助けて!」

と言う二人の声だった。

次の日に私は父様に

「湊と昴のことは忘れなさい」

と言われたため忘れようとした。
でも…
------------------------
現在の綾香side
「忘れるなんて無理でした」
「星華院中将何か言いましたか?」

「いいえ、何も…」

今聞いてきたのは、結城湊いや、星華院湊さっきまでの話にいた私の弟の一人。彼はきっと私のことなど覚えていないだろう。

あの日自分を見捨てた最低な姉のことなど……覚えてる訳がないよ

2話 心の傷を負った弟→


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(プロフ) - ねこうさぎさん» (*^^*ゞ (2016年7月10日 13時) (携帯から) (レス) id: 93549fb6a8 (このIDを非表示/違反報告)
ねこうさぎ(プロフ) - 葵さん» 更新完了〜(^_-)-☆ (2016年7月10日 12時) (レス) id: 721485c99d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ねこうさぎさん» 了解 (2016年7月10日 11時) (携帯から) (レス) id: 93549fb6a8 (このIDを非表示/違反報告)
ねこうさぎ(プロフ) - 更新します。 (2016年7月10日 11時) (レス) id: 721485c99d (このIDを非表示/違反報告)
百合桜@チョロ松推し(プロフ) - 更新しました (2016年7月3日 6時) (レス) id: 29848ed227 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: x他2人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年6月25日 16時

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