冷めた中にも

9 ~ユンギsaid~ ページ9

カラオケに着くなりホソクを筆頭に騒ぎ始めた



終わり頃には隣に座っていたホソクが絡み出してきたので端に座っているキム・Aの隣に移動した



キム・Aはカラオケに来てからみんなと一緒には騒がず動画を撮ってばかりだった



YG『さっきから撮ってるけど自分映らないの??(笑)』

｢映らない(笑)｣



ここにきて初めて話かけてみた





俺は人見知りで初めて会う人とは話さない


あまり興味が湧かないってのもあるが(笑)


だから初めて会う人には確実いい印象を持たれない...


実際会社でも俺の色んな噂が流れてる


それがいい噂でないことも知ってる...



でもなぜかキム・Aは違う



会社では可愛いイメージがあったが、話しているのを見てると性格はサッパリしていた


最初は静かだったけど慣れてきたのかテヒョンやホソクにツッコンだり、でも皆が騒いでる時はそれを見て楽しんでる感じだった





カラオケも終わり外は明るくなってきていた


そろそろ解散かと思いきや...



TH『よしっ!!朝日見に行こう!!!』

ALL『はぁぁぁ!?!?』



テヒョンが突拍子もないことを言い出した



眠さの限界を迎えたナヨンちゃんを送り届け車の中はキム・A女1人になった



TH『ねぇ〜朝日行こうよ〜』

YG『運転手次第だな(笑)』

YOU｢え!?私!?!?｣



そんな驚き過ぎだろ(笑)



俺が振ったせいか焦ってるのが後部座席からでも分かった



TH『ねぇ〜ねぇ〜朝日〜』

｢......｣

TH『あ〜さ〜ひ〜〜!!!!!』

｢分かったから黙れ!!!｣



テヒョンの勝ち(笑)



キム・Aはブツブツ文句言いながらもテヒョンが指定した公園へ運転し始めた

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