冷めた中にも (ページ37)

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休憩から戻り、すぐデスクの上を片付け必要な物だけを持ちジン部長に声をかけた

｢それじゃジン部長いってきます｣

JN『あぁ。こっちの事は気にしなくて大丈夫だから頑張れよ』

｢はい!!｣

ジン部長に挨拶を終えナヨンに声をかけた

｢ナヨン仕事回しちゃってごめんね...｣

NY『全然大丈夫だよ!!』

｢分からないことあればすぐ連絡して｣

NY『うん!!でもまさかユンギ君からご指名とはねぇ...』

｢ご指名って(笑)｣

NY『頑張ってね!!』

｢ありがとう!!じゃあいってきます｣

NY『いってらっしゃい!!』

ナヨンに見送られながら部署をあとにした

着いたけど...緊張する...

知らない人もいるだろうし、うまくやっていけるかな...

1人悶々としてると目の前のドアが急に開いた

｢っ!?!?｣

『うぉっ!!ビックリした〜』

｢あ、すみません!!!｣

『こちらこそすみません...何か用ですか？』

｢あ、えっと...｣

YG『A？』

ドアから出てきた人の背後から聞きなれた声が聞こえた

｢ユンギ...｣

YG『入れ』

ユンギはそれだけ言うとまた中に戻って行った

私はドアから出てきた人にお辞儀をし中に入った

YG『ここ使え』

｢はい...｣

ユンギに言われた席に荷物を置くと皆がこちらに注目してることに気づいた

ユンギを見ると知らぬ顔で仕事を続けている

来たときにも思ったけど普段のユンギと違い過ぎて一瞬怖いと思った

普段も見た目はとっつきにくい感すごいけど、それ以上に誰も寄せ付けないオーラが出ている

これがユンギの完全仕事モードなんだ...

ギャップが凄すぎ(焦)

それにしてもユンギは一向に紹介してくれる気配がないので...

｢初めまして!!キム Aです。今日からよろしくお願いします｣

とだけ挨拶すると、皆よろしくお願いしますと返してくれた

それにしても私は何をすれば...

ユンギの所にいき声かけた

｢私は何をすればいいでしょう...？｣

YG『これまとめて』

｢はい｣

こちらに目もくれず資料だけ渡された

それを受け取り自分の席に座った

期待はしてなかったけど...

いや...ちょっとしてたか...

ユンギの仕事モードなめてた

この先大丈夫かな...

不安でいっぱいのなか頼まれた仕事を始めた