29 ~ユンギsaid~ ページ30
海に着くとAは両手を広げ大きく息を吸い込んでいた
「はぁ〜...気持ちいい〜」
YG『海好きなんだな(笑)』
「うん!!ずーっと見てられる(笑)」
本当に海が好きなんだとここに着いた時からすぐに分かった
こんだけ喜んでくれたら連れてきた甲斐あった
YG『海みてどうすんの?』
「どうもしない(笑)ただぼぉーっと眺めてるだけで落ち着くんだよね。それに私の考えてる事なんてちっぽけなんだなぁって思えてきて頑張ろう!ってなる」
自分がちっぽけか...
確かにこんだけ広い海からしたら俺なんてほんとちっぽけな人間だよな...
何でも飲み込んでしまえる危険な海
でもよく言えば何でも包み込める優しい海
何でも優しく包み込めるこんな広い心を持てたら苦労しねぇんだろうな...
そんな事を考えていると隣から声が聞こえた
「わっ!?!?」
声の方を見ると足元の波を避けようとしたAが倒れそうになってた
YG『あっぶねぇな...』
「っ!?!?////」
俺はAの腕を掴みそのまま抱きしめた
YG『ちゃんと足元見て歩かねぇと危ねぇだろ』
「はい...すみません...えっと...もう大丈夫なので...そろそろ...///」
YG『もうちょっと...』
そう言ってAを包み込むように抱きしめた
華奢な身体は抱きしめても華奢だった
でも...
Aの匂い
Aの温もり
心が穏やかになってくのが分かる
ずっとこうしてたい...
そしたら俺も広い心を持てる気がする
YG『A...お前って......』
「な、何っ!?!?/////」
YG『海みたいだな...』
「えっ...?」
YG『ずっと見てて飽きねぇし、こうして抱きしめてると落ち着く...』
俺にとっての海はAだ
いつの間にかAは俺の中で手放せない存在になってる...
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マーライオン(プロフ) - alexandrite_bbcさん» こんにちわ!嬉しいお言葉ありがとうございます( ;o;)頑張って更新していきます!! (2018年1月29日 17時) (レス) id: 88ae74d2e3 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみに待っております!(*^ω^*) (2018年1月29日 12時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マーライオン | 作成日時:2017年8月18日 20時