冷めた中にも

27 ~ユンギsaid~ ページ28

仕事終わりにAに電話するとまだ会社にいるというので下で待ってるとだけ伝え電話を切った



無理矢理すぎたかな...



そんな事を思いながら入口近くで待ってると慌てた様子のAがきた



｢どうしたの？｣

YG『急にわりぃ...もしかして約束あった？』

｢いや、ないけど...｣

YG『ならよかった。飯食い行こうぜ』

｢あ、うん｣



そう言って歩き出すとすぐに着いてきた





飯食ってからカフェでゆっくりする事にした



今日会ってからずっと思ってる事を俺は口にした



YG『で、いつになったら名前で呼ぶんだ？』

｢えっ...｣

YG『ずっと君付けで呼んでんだろ(笑)』

｢気づいた？(笑)｣

YG『気づくだろ(笑)』



気づかないふりをしてたけど、ずっと君付けで呼んでる



YG『テヒョンは呼べて俺は呼べない？』

｢そんなっ｣



ちょっと意地悪くいうと慌てるA



YG『じゃあ呼んでみ？』

｢い、今!?!?｣

YG『あぁ』



そう言うと下を向いて動かなくなった


何でそんなに呼べねぇんだよ(笑)



YG『おい(笑)』

｢.........｣

YG『A』

｢っ!?!?/////｣



名前を呼ぶと顔を上げ目が合う



｢呼ばなかったら...？｣

YG『呼ぶまでこうしてる』



てか何で俺も名前ごときでこんな必死になってんだよ(笑)



｢ユン...ギ...////｣

YG『聞こえない』

｢ユンギ...////｣

YG『ん!!』



必死にAに名前を呼ばせようとする理由...



これだ...



呼ばれ慣れてるはずなのに、Aに呼ばれるとなんか居心地がいい



そして胸が弾む感覚に陥る



だからもっと呼んでほしいと思う

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