【流星隊】5つの星と1番星【2】 (ページ2)

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41星　[電話] ページ2

家に着くとまだ誰も帰って来てないのか電気がついてなかった。

　「···顔洗お」

　学院で寝ていたからかあんまり目が覚めてなかった。

　さっきまで、嬉しかったこと思い出してたんだけどなぁ。

　「気持ちの切り替えは早い方だし···
　うん。寝よう」

　寝たらきっと嫌な思い出は忘れてる。

　···けど、いざベットに潜り込んでも夢に出てきた女の子が忘れられなかった。

　あの子は誰なのか。

　何で夢に出てきたのか。

　疑問に思うことは多いけど、一番の疑問は

　「何であんなこと言ってたんだろ」

　あの子とは初対面だった。

　だったはずなのに、知らない人だとは思えなかった。

　プルルッ

　「誰だ···みどくんだ。
　はい、もしもし」

　『元気あんまりない？』

　「電話での第一声がそれか」

　『思ったことを言っただけだよ。
　 ···またなんかあった···？』

　「ない！
　 ···とは言い切れないかなぁ」

　『分かった。
　今、他のみんなも一緒にいるから···
　これから··Aの家に行くね』

　「え、ちょ、み、みどくーん！？ﾌﾞﾂﾂ
　あっ、切れた」

　みどくんって、あんなに行動派ではなかった気がするんだけど。

　流星隊の皆に影響された···かな。