対面 ページ47
Takanori.I
今日はメンバーの誰もが楽しみにしていた響輝との対面だ。
Aにもしっかり許可取って、メンバーを連れていく。
直人「お邪魔します」
直己「お邪魔します」
山下「お邪魔しま〜す」
ELLY「お邪魔します〜」
登坂「お邪魔しま〜す」
今市「お邪魔します」
『はーい』
Aがリビングのドアを開けて出迎えてくれた。
直人「ごめんね、こんな大人数で押しかけて」
『本当ですよ、全く〜』
「「あっはははは！」」
冗談で笑いに変えたAは、どうぞと中に案内してくれる。
岩田「ただいま」
『おかえり』
各々変装道具を置いて、手洗いをしてから漸く響輝との対面だ。
Aが寝室から響輝を連れて来た。
登坂「可愛いっ」
直人「あらやだっ！」
約二名暴走してるけど、それは置いといて。
Aの腕の中でキョトンとしてる響輝を誰もが微笑ましく見る。
ELLY「めっちゃキョトンってしてる」
今市「可愛いね……」
山下「アカンわこりゃ……」
直己「岩ちゃんに似てるのかな？」
『目元は、剛典だと思います』
俺に似たのかAに似たのかよく分からないけど、
今のところ滅多に泣かない響輝。
たま〜に深夜に一度も起きないくらい寝るのが好きな子。
『直人さんから抱っこしてみます？』
直人「え、いいの……？」
『リーダーからぜひ、抱っこしてみてください』
直人「待って緊張する」
岩田「ははっ、大丈夫っすよ。あんま泣かないんで」
今市「おっとりさんなんだね」
皆に可愛いとか言われ続けてるおチビさんをAは直人さんに抱っこさせる。
直人「やだっ軽っ！」
岩田「間違っても響輝をダンベルにしないでくださいね」
直人「いやしねぇわ、当たり前だろ」
俺らのじゃれ合いをしつつ、
直己「赤ちゃんって感じがする」
岩田「赤ちゃんなんですよ」
登坂「待って、可愛すぎる」
岩田「連れて帰らないでくださいね」
今市「本当に軽いね……可愛い」
『今からです』
山下「泣けてきた……」
直人「泣くの早ぇよお前」
ELLY「おー、……良いね」
登坂「何が？」
抱っこした感想が一人一人おかしい。
相変わらず色々とツッコミたいメンバーだったけど、
今この瞬間は幸せだ。
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沢山愛を知って欲しいと思う。
響輝にも、Aにも。
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作者名：雪乃 | 作成日時：2023年7月4日 0時
