壁紙 ページ22
そんなこんなで仕事をこなしながらも、現在悪阻中。
スタジオで悪阻があるんですが、キツすぎてやばい。
白濱「もっちゃんさん顔色悪いですよ」
『ごめんね、ちょっときつくて』
三代目やEXILE以外、妊娠してることは知らない。
絶対誰にも言わないでって伝えてるから、知らない後輩が多い。
吉野「無理しないでくださいね」
『うん、ありがとう』
GENERATIONSやTHE RAMPAGEだけでなく、他にもグループが集まってる。
これから三代目も合流する予定なのだが。
現在なんの撮影かと言うと、私の新曲のミュージック・ビデオの撮影です。
E-girlsのメンバーも集まってるのですが、今は彼女達の撮影。
スタッフ「三代目入ります」
直人「遅くなりました！」
直己「お疲れ様です」
全員、メイクや衣装はバッチリ。
二日に渡って行われる撮影で、今日は全員白い衣装。
それがそれがまたお似合いで。
岩田「A居た」
『おはよ〜』
岩田「おはよう、死んでるね」
『全身ダルいし水飲めないしでやばい』
挨拶を済ませた剛典が隣に来てくれた。
亜嵐くんと吉野くんが各グループに戻って行った。
色々申し訳ない。
岩田「やっぱ苦しい？」
『ダルいけど、まぁ頑張ろって思うよね』
岩田「凄いなAは」
『何も凄くないよ』
私と剛典がくっついてると、急に私達のスマホにメッセージが届く。
それを見ると、登坂さんからのメッセージで。
『あっは、何これ』
岩田「ガッツリ撮られてる」
今の私達が撮られてて、その写真が送られてきた。
嬉しいけど、照れ臭くもある。
『ってか、剛典のスマホの壁紙何』
岩田「んー？俺らの後ろ姿」
『誰が撮ったやつ？』
岩田「玲於だよ」
思わぬ相手に私は笑った。
『玲於くんはまだ隠し持ってそう』
岩田「持ってるだろうね。
ってか、Aの壁紙もだよね？」
私の壁紙は今市さんに貰った夕焼けをバックにしてる剛典だ。
なんやかんやお互いが大好きな私達。
私達は顔を合わせると、笑い合ってた。
幸せな瞬間だけど、やっぱり悪阻は辛い。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 171人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪乃 | 作成日時：2023年7月4日 0時
