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「うん、実はね、俺も」





「うん」




「大きな会社と契約が決まって」


「え!!おめでとう!!」




「うん、あとそれだけじゃなくて
そこのイベント用のフラワーアレンジメントも
俺が任されることになって」





「え!すごいすごい!!!!」






龍也くんの


本当に嬉しそうな横顔



間近で見れてよかった








「イベントの日付がね、
ちょっとあれなんだけど」



「?」


「12月24日。イブなんだよね…」



「…まって。私のプロジェクトの日と一緒」



「え?!そうなの?!
じゃあ終わったら
クリスマスパーティしよう!!」



「うん!!!」








「「頑張ろうね!」」









あの時お互い笑い合ってたはずなのに








龍也くんがいてくれる事に、









幸せに、慣れすぎてたのかな









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作者名:いろは | 作成日時:2021年3月8日 23時

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