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「まって龍也くん!」



「はやくはやく!置いてくよ〜」






休みの日はいつも2人で出かけるようになった









「すごい!青い絨毯みたいだね!」





ネモフィラっていう青い花を見に来た





「見頃に絶対来たくてさ、
一緒に写真撮ろ!」






一緒に撮った写真は




「ねぇ私写ってない!笑」


「ごめんごめん自撮りしちゃってた。笑」



イジワルする龍也くんも









.






「ひまわりはね〜
太陽に向かって咲いてるんだよ」



「あなただけを見つめる、だっけ花言葉?」



「さすが!だんだん覚えてきたね!」



「そりゃあ花屋の店員の彼女ですからね?笑」



「じゃあ俺はひまわりで、太陽はAちゃん」



「?」



「ん〜いつも好きだよってことかな!」









いつも気持ちは真っ直ぐ伝えてくれたり









本当に幸せ









幸せだったのに









.









「え?私にですか?」



「あぁ、次の企画、お前に任せたいと
社長も言ってるんだ」









上司にいきなり呼び出されたと思ったら



初めて大きな仕事を任された









「出来るか?」





「やらせて下さい!頑張ります!!!」









この時の私は









恋も仕事も上手くいってるからって









浮かれすぎていたんだ









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作者名:いろは | 作成日時:2021年3月8日 23時

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