ミモザが咲く頃に

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何も聞かされずに



次に向かった場所は








「あ、苺！」



「そ、苺好きなんだよね〜
この時期の苺狩りいいかなって！」





苺を見てはしゃぐ姿も






「どっちが大きい苺
見つけられるか勝負しよう！」




子供もみたいな事を言う姿も




初めて見る龍也くんはとても可愛くて









「あ、これ良さそう」





丸く赤い苺大きな苺






「どれどれ〜？」



と言いながら私のとった苺を


私の手からパクッと食べられてしまった







「あー！私の！！」




「うん！美味しい！」


「いや私の大きい苺…笑」






俺なんかした？って顔で

苺を頬張る顔は

とてもいじわるな顔をしていて






普段お店では優しいのに


こんなイジワルな顔な


一面もあるんだと知って


楽しくなった







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はしゃいだ1日に



最後に言われた一言は









《ピンクのポピーの花言葉、
教えてあげるから忘れないで来てね》









もうすぐ家の花が終わりそうだ









今日別れたばかりだけど…






また明日買いに…






会いに行っていいかな









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