ひとりじゃないよ�� ページ35
(のえ×まちゅ)
さくさくぱんださんリクエストありがとうございます！
設定
父親:川島如恵留
ナイーブな息子を気にかけている、優しいお父さん。
息子:川島海斗(14歳 / 中2)
繊細な心の持ち主で、言葉を飲み込んでしまうことが多い。
何かと気にしてしまいがち。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
父side
海斗が通う中学校から、お迎えに来ていただけますか、と連絡があったのはつい30分前のこと。
聞けば、2時間目の体育の後に戻しちゃって熱もあるとか。
…朝からしんどかったのかな。
海斗のことだから俺に気を使って我慢していたんだろうか、なんて考えながら会社から学校へと車を走らせる。
学校に着き保健室に入ると先生は俺にすぐ気付いてくださり、ベッドに寝ている海斗を呼びに行った。
すぐにおでこに冷えピタを貼った海斗が顔を覗かせる…あれ、目が腫れてるし涙目だし、泣いちゃったのかな？
先生「お父さん、お仕事忙しいのにすぐ来てくださってありがとうございます。」
父「いえいえ。海斗、大丈夫ですかね…？」
先生「そうですね、今もまだ吐き気はあるみたいですが熱は37.8度と微熱なので、1日安静にしていれば良くなると思いますよ。」
すごい重症ではなさそうで一安心…と思ったら。
でも、と先生が少し声を小さくして話を続ける。
先生「授業後に廊下で吐いてしまったので、他の子に見られたのがショックだったみたいで…さっきまで泣いてたんです。なので心のケアも必要かなと…」
なるほど…人一倍色々気にしちゃう海斗にとって、みんなの前で吐いちゃったのはかなり精神的にキツいだろうな。
思わず泣いてしまうのも無理がない。
父「そうでしたか…分かりました、何かとありがとうございます。」
先生「いえいえ。海斗くん帰れそうかな？」
海斗「はい…ありがとうございました。」
父「先生ありがとうございました。」
先生「はい、お大事に。」
先生に挨拶をして、まだ顔色の悪い海斗を連れて車に戻る。
念のため袋を渡して家まで車を走らせる…家に着いて海斗を見ると、真っ青な顔で袋を握り締めていた。
父「海斗、酔っちゃった？吐けそうだったら吐いていいからね。」
海斗「ん…だい、じょうぶ…」
…明らかに大丈夫ではなさそう。
でも無理に吐かせるのもしんどいだろうし、とりあえず寝かせることに。
着替えてベッドに入ると、海斗はすぐに目を閉じてしまった。
体も心も、大丈夫かなぁ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 200人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まつこ - はい！続きの形でお願いします。 (2020年8月28日 12時) (
レス) id: 8ebc5c178f (このIDを非表示/違反報告)
くりおね(プロフ) - まつこさん» いえいえ！ありがとうございます(*´∇｀*) 前のお話の続きのような形でいいですか？ (2020年8月28日 11時) (レス) id: 3026b0bb8f (このIDを非表示/違反報告)
まつこ - 素敵なお話ありがとうございました！またリクエストいいですか？双子の熱は下がったけど元太くんはまだ情緒不安定でおむつをはいていて、それがまつくにバレちゃう話をお願いします。 (2020年8月28日 9時) (レス) id: 8ebc5c178f (このIDを非表示/違反報告)
くりおね(プロフ) - ceiさん» はじめまして、リクエストありがとうございます！了解しました、書かせていただきますねo(^-^)o (2020年8月27日 8時) (レス) id: 3026b0bb8f (このIDを非表示/違反報告)
cei(プロフ) - リクエストお願いします！精神的に少し幼くて赤ちゃん感の抜けない松倉くん(8)が熱が出てより一層幼くなり、おむつが手放せなくなるお話は大丈夫でしょうか？お父さんは如恵留くん、お兄ちゃんは宮近くん(高校生)で、思いっきり甘やかすお話が読みたいです。 (2020年8月27日 6時) (レス) id: 603d15a855 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くりおね | 作成日時：2020年7月20日 19時
