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第二十六話 ページ28


はぁ、手加減はないのか。


こちとらまだ14歳の少女だぞ?



『ったく、これどうにかならないんですか?』


今私は全く身動きが取れない。



何故なのか、それはいたって簡単なことである。


手錠をつけられている....だけでなく、中也さんが上にのしかかっているからだ。




中也さんはどんどん重力をかけてくる。





はっきり言って苦しい、今にも押しつぶされそうだ。





まあ、身動きが取れたとしても骨折の痛みで鈍い動きしかできないだろう。






「まったく、手前が裏切るとは思ってなかったぜ、なあA。
 兄妹そろってやることは一緒ってか?」







『.....まず私は此処を裏切ってませんよ?信じてはもらえないのでしょうが。』








「そうだねぇ、私もその件について少し話したいことがあってね。
 こうしてみんなに集まってもらっているのだよ。」






鴎外様。




そして、集まっている面々_




紅葉姉様_梶井さん_芥川様_広津さん__そして中也さん



いずれも異能を所持しているポートマフィアの主戦力だ。








「さてと、まずはA君が捕らえたシガナオヤについてだが。
 何かわかっていることはないかい?」




「それについては俺から説明させていただきます。
 シガはいまだに何の情報も吐いていません。


 ただ、ここにはエリス嬢の誘拐からその後のことまで全てそこにいるAとしくんでやったこ
 とだと繰り返しています。」





「そうじゃのう…中也、
 そちにこちらの拷問部隊を貸してやろう。
 そのシガとやらはなかなか手ごわそうじゃしの。」





「ありがとうございます、姐さん。」






一瞬の沈黙




後、口を開いたのは




「して、、どういうことかな、Aくん?」






鴎外様だった。





顔にはやわらかい笑みを浮かべているが目が全く笑っていない。





周りの面々も異能を構えている。









勿論、私に向かって。





 

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ぽいんせちあ(プロフ) - みずきさん» 本当ですね!直します!教えてくださりありがとうございます!!頑張ります! (2022年3月26日 8時) (レス) id: 341a75d524 (このIDを非表示/違反報告)
みずき - 三十二話かな?それが異能力じゃなくて胃能力になっていますよ俺の見間違えじゃなければ。更新頑張ってください!!この先がめっちゃ気になります!!!応援しております!!!!! (2022年3月25日 14時) (レス) @page35 id: 7bdc08684d (このIDを非表示/違反報告)
シルクハット - 霰霰さん» ありがとうございます(^○^)明日しっかり更新する予定でございます!! (2022年3月12日 21時) (レス) @page33 id: bf40de2a1b (このIDを非表示/違反報告)
霰霰 - いつもコソコソ楽しみながら読んでいた霰霰です(*^^*)いつも更新楽しみにしています。この作品が大好きです💓💞なのでこれからも頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年3月9日 19時) (レス) id: c1e168e932 (このIDを非表示/違反報告)
シルクハット - ごりらちゃんさん» ゴフッ…ありがとう…ございますパタッ (2022年3月4日 16時) (レス) id: cdd97e4927 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽいんせちあ | 作成日時:2021年10月8日 20時

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