あなたに認めてもらえるためならば【文スト】

第二十四話 ページ26

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ﾄﾞｶﾞﾝ！

「おい起きろォ、裏切りモンが」




なんだなんだ一体。




久しぶりの睡眠を貪っていると目の前にはなぜか鬼の形相の中也さんが。





『何か御用で？
　特に用がないのならご退室願います。昨日で6徹目なんですが。」





「あぁ？！ふざけんじゃねえよ！！
　
　お前が情報をもらしてたんだろ？」






情報をもらす？私がか？





『どういうことですか？私が情報をもらすとは。
　誰からの情報で、根拠は？』






「お前が捕まえたシガとかいう奴からの情報だ。

　信用できねぇが、お前を裏切り者だとしめす証拠が揃いすぎてる。
　悪ィが、この世界にでは疑わしきは罰せずなんて通用しねぇ、疑わしきは罰すなんだよ。


　幹部でもねぇ限りまず速攻処刑、そんくらいの証拠が揃ってんだ。」






『は？…っと失礼。
　身に覚えのないことで責められるのはとてつもなく腹立たしいのですが。』




「ﾁｯ、とりあえず着いてこい。話はそれからだァ。」




シガ？

アイツの目的はなんなんだ？





私、場合によっては死ぬかもしれない。

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