315話 ページ10
ルフィ達が研究所を目指してすぐ
茶ひげが目を覚ますと外が騒がしくなっていた
奴らが助けに来てくれたと顔を上げた彼に
ナミは知っている情報を求めた
だが彼は奴らは姿を表すことはない
顔は自分も知らないと答えた
ﾁｬﾋｹﾞ「吹雪の中から現れる雪山の殺し屋2人組！
名前だけは分かっていてロック＆スコッチ
人呼んで"イエティCOOL BROTHERS"！！」
色々分かってんじゃない！！と叫んだナミの背後に
突然巨大な男が茶ひげだな？と銃を突きつけた
マスターの依頼でお前も殺しに来たと言って
大男には小さすぎる電伝虫を掲げた
ﾁｬﾋｹﾞ「マスター……！？」
M「ああそうだ"茶ひげ"
…アレももう足手まといだ…もういらねぇ…殺せ」
ﾙﾌｨ「ナミ〜〜！！チョッパー！！大丈夫か〜！」
数発の銃声の後、ルフィに向けて発砲されたソレ
体を捻って躱したルフィは蹴りを繰り出すが
既に大男の姿はそこにはなかった
ﾁｮｯﾊﾟｰ「ルフィごめん！！
ナミが連れてかれちゃったよ！！」
ﾙﾌｨ「ええ！？」
ルフィは茶ひげを見て驚いた
あんなに慕ってたのに！とチョッパーは叫ぶ
心のねじ曲がったマスターに子供達は返せないし
ナミも何されるか分からないよ！と続けると
ルフィは子供達を頼むと走り出す
ﾌﾗﾝｷｰ「待てルフィ！おれも行く！！
チョッパー！変形できるマメよこせ！！」
凶薬だと忠告してから注意事項を伝えるチョッパーだが
既に巨大化したチョッパー(フランキー)は
ルフィを狙って追いかけていく
ｳｿｯﾌﾟ「で、フランキーは何をしに行ったんだ」
ﾁｮｯﾊﾟｰ「暴れた後動けなくなるから…
助けにはならないというか…」
ﾛﾋﾞﾝ「邪魔なだけね」
その頃、ナミは彼らの拠点に捕まっていた
奴らの目的はフランキーの体に仕込まれたレーザー
ギャーギャーと騒ぐナミの元へ
山から飛び降りてきたルフィが見えた
ﾙﾌｨ「ナミ〜〜！」
ﾅﾐ「気をつけて！敵がいるわよ！」
とはいえそこは山と山の間に位置する谷
そして落下してくるルフィの下には剣山
それでもルフィは少したりとも臆することはなく…
ﾙﾌｨ「武装硬化！ゴムゴムの…！ガトリング！！」
剣山を破壊し、向けられた砲弾を風船で受け止める
ﾙﾌｨ「ただの防御じゃ戦いにムダがあるって
レイリーが言ってたぞ！れ
1発残らず倍の力で撃ち返す攻撃にかえろって！！
ゴムゴムの〜〜〜！！お礼砲！！！」
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年7月10日 17時
