313話 ページ8
黒ひげをはじめ、キッドやロー
ドレーク、ホーキンスなどなど
バジル・ホーキンスによって茶ひげ海賊団は解体し
彼は両足を失って海賊生命を絶たれた
命からがら逃げ出してたどり着いたのがココ
ﾁｬﾋｹﾞ「その昔は緑が青々と茂る生命の宝庫だったという…」
ﾙﾌｨ「ここが！？」
ｿﾞﾛ「見る影もねぇな…」
ﾁｬﾋｹﾞ「ここは元々、政府の科学者ベガパンクの実験施設で
兵器、薬の開発と実験が繰り返されていた場所だ
島にゃあ監獄代わりに囚人達が連れてこられて
モルモットのように人体実験されていたらしい…！」
その言葉に思わず顔を顰めてしまう
露骨に出てしまったせいか、ナミが不安げな顔を向けた
しまった…と後悔しつつ、顔は茶ひげに向け続ける
ﾁｬﾋｹﾞ「ところが4年前ベガパンクが化学兵器の実験に失敗し
3つあった研究所の2つが吹き飛んだ…！
ここがその研究所跡だ！！」
『…道理でめちゃくちゃなわけだ』
政府は実験体の囚人達を置き去りにして島を封鎖した
爆発のせいで生じた高熱と有害物質は
島の命という命を奪っていった
島中立ち込める有毒ガスから身を守るため
囚人達は研究所に立てこもった
だが強力な神経ガスのせいで下半身の自由を奪われ
とても未来の希望はなかったという
ﾁｬﾋｹﾞ「だがそうして1年が過ぎた頃…
この島に降り立ったのが慈悲深き我らがマスターだ！
彼は能力で囚人達に足を与え部下として受け入れた！
おれも同じくマスターの優しさに命を救われた
マスターは心優しき救いの神だ…！！」
そして数ヶ月前、トラファルガー・ローが来た
彼は部下達に生きた動物の足を与えたと…
ルフィはやっぱり良い奴なんだ！と満足気だ
ｳｿｯﾌﾟ「だが待てよ、竜は？」
ﾁｬﾋｹﾞ「あれは元々この島の護衛にと造り出した人口生物だ
出会ったらまあ逃げることだ、凶暴だぞ」
…天竜人が噛んでたか…食べちったなぁ…
茶ひげは声高らかに笑う
マスターは人類の未来の為の研究をしている
お前たちはその実験台になれるのだと…
ﾅﾐ(ｻﾝｼﾞ)「侍の奴外へ！？」
ﾌﾞﾙｯｸ「私が胴体だけの人間を見たと言った時
どの辺で見たのかを詳しく聞かれまして…」
油断した！と頭を抱えたサンジはルフィに
ここを空けると言ってブルックと走り出した
ナミの体が心配だったのは本人も一緒だったようで
ゾロもいかせたから問題はないはず…
ﾌﾗﾝｷｰ(ﾅﾐ)「Aもお願い！」
『……は？』
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年7月10日 17時
