312話 ページ7
ﾙﾌｨ「いた〜〜〜！！お前ら〜〜〜！！」
ｻﾝｼﾞ「ルフィ達だ〜〜！！
会えてよかったぞコンニャロ〜〜！！」
『？』
残りのクルー達と合流出来たのはよかったものの
サンジのハイテンションに加え、
フランキーが女々しかったり、チョッパーが…と
何かいつもとは違う雰囲気を纏うクルー達
フランキーがナミを殴ってるし
サンジは治療するから！と介抱してる
光景のシュールさに思わず頭を抱えてしまった…
ﾁｮｯﾊﾟｰ「まずはおれがフランキー
ケガしてもおれには頼るな！！」
ｻﾝｼﾞ「おれがチョッパーだぞ！
ケガはおれが治してやるぞ！！」
ﾌﾗﾝｷｰ「私がナミ
ビームなんか死んでも出さない」
ﾅﾐ「そして我らがんナミさ〜〜んだ！！」
品のないサンジの行動に更に怒りを露わにするナミ
ﾌﾗﾝｷｰ(ﾅﾐ)「私の体に触れたら20万ベリーよ！覗き10万」
ﾅﾐ(ｻﾝｼﾞ)「そんな殺生な！！」
『サンジ…ナミの体になんかしたら…
そんときは刀の錆にしてやるからな…？』
顔を真っ青にしたサンジに白虎を見せると
無言でブンブンッと取れる勢いで首を縦に振った
さて、合流してからは情報を整理しておこうと
ウソップが事のあらましを完結に説明する
サンジが連れてきたのはワノ国の侍で
彼は息子を救出すべくこの地へやってきたと…
ｿﾞﾛ「だが問題は信号の後だ、何が起きた」
侍は即座にさっきの男だと告げた
周りの人間が七武海だとはやし立てていたと聞き
ルフィはローが七武海になった事を初めて知ったらしい
侍はローに体を3つに斬られ
頭は施設、胴は置き去り、足は猛獣から逃げ回り…
ｻﾑﾗｲ「気配を頼りに逃げ回っていると
何かにくっついた様で…」
『それが竜の後頭部だったわけか』
じゃあ今必要なのはこいつの胴体だけ…
そこにブルックが先程胴だけの人に会ったという
どう考えてもそいつの胴だと呟くゾロに頷く
その後ウソップが今のままでは紛らわしいと
入れ替わった4人のお面をそれぞれに付けていた
『これで多少混乱しないな』
ﾙﾌｨ「ちゃひげ〜〜？知らねぇ」
『？』
ここまでクルーを運んできた
ボスの本名は茶ひげというらしい
さっきからお前らは殺されるだの、ローが助けに来るだの
口を閉ざしてた男とは思えない饒舌ぶりだ
最悪の世代を知らないルフィにちゃひげは
一時代の終わりと始まりの狭間に生まれた
戦乱の運命を背負う問題児達だと言う
『問題児ねぇ……』
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年7月10日 17時
