351話 ページ46
エースのメラメラの実を獲得しようと
新世界の猛者達が集っているという
彼らを迎え撃つはドンキホーテファミリー…
"セニョール・ピンク" "デリンジャー"
"ラオG" "マッハバイス"
そしてコロシアムの英雄"ディアマンテ"だ
ﾙﾌｨ「エースのメラメラの実…！？」
悪魔の実は同時期に2つは存在しない
能力者が死ぬと悪魔の実となって復活する
ドフラミンゴはそれを手にした訳だ
ﾌﾗﾝｷｰ「あー…そういやエースってのはお前の…」
ﾙﾌｨ「おれ欲しい！！メラメラの実！！
おれには"ゴムゴム"があるからもう食えねぇけど
エースの能力を誰かに持ってかれんのはイヤだ！」
ﾌﾗﾝｷｰ「形見ってとこか…ドフラミンゴの発言から見て
罠という線も充分あるが…これだけは言える
チャンスなら逃すな！！」
2人はコロシアムに向けて走り出した
一方、謎の妖精追跡サイド
辺りを見渡しながら走るゾロの後ろから
刀の1本や2本諦めろ！と叫ぶサンジ
突如、耳に届いた音の方向へ顔を向ければ
美しい踊り子が華麗なステップを刻んでいた
彼女が踊り子、ヴァイオレットである
ｻﾝｼﾞ「だァ！！しまった！！奴を見失った！！」
もう探すことも億劫になり始め
この島へ置いていこうと企み出すサンジ
そこへ突然手を引かれ、先程の美女が抱きしめてきた
「どこへ消えたあの女！！」
「裏口から恋人通りへ出たはずだ！！」
「はァ…はァ…ありがとう…もう行ったみたい
あ…あのもう大丈夫…きゃ！！」
ｻﾝｼﾞ「いえどういたバしまして」
サンジの顔は魚人島以来の血濡れだった
ヨロヨロとしゃがみこむサンジを心配する彼女
禁断症状の様に鼻血を出すサンジに
彼女は距離を取ってサンジを突き放す
「私は恋を捨てた女…！
過去私に関わった男達はみんな…」
ｻﾝｼﾞ「追われてたな！あいつら一体誰なんだ！？
おれで力になれる事があれば言ってくれ！」
恋がこじれて男を刺した彼女を
サンジは親指を立てて容認する
「…私の名はヴァイオレット
…宜しければ隣町まで私を護衛して下さらない？
そしてそこで殺してほしい男がいる！」
ｻﾝｼﾞ「！？」
コリーダコロシアムに到着したルフィとフランキー
そこで目にしたのは片足の兵隊だった
指名手配と言われていたがルフィの前に降り立った彼は
酷く礼儀正しく真面目な印象だった
"出場受付打ち切りますよー！"
ﾙﾌｨ「おお出る出る！おれが出るぞ！！」
選手番号0556番、ルーシー
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年7月10日 17時
