348話 ページ43
ドレスローザ海岸に降り立った一行
さっそくルフィがモモの助相手に喧嘩してるし…
先が思いやられるわ全く…
ﾌﾗﾝｷｰ「錦えもん！さっさと町へ行こう
変装服はどうなった？」
ｷﾝｴﾓﾝ「そうでござった！
ドレスローザは皆この様な衣装ござる故
町に溶け込める様変身させてござる！」
ｻﾝｼﾞ「最高じゃねぇかドレスローザ！！」
ﾅﾐ「『ウソをつけ！！！』」
男は襟シャツ、女は丸出してどういう事だよ…
ナミの拳に沈んだ2人を横目に、ローがナミに
ちぎったビブルカードを渡した
ﾛｰ「さっき話したゾウという島を指す
おれ達に何かあったらここへ行け」
ｳｿｯﾌﾟ「何もねぇよなァ！！」
『さァな』
ローが広げた地図は仲間の手書きらしく
所々破れたり汚れたりでボロボロになっていた
ﾛｰ「シーザーを引き渡すチームは
ドレスローザを通って北へ伸びる長い橋を渡り
グリーンビットへ進む」
ｳｿｯﾌﾟ「船で行きゃいいだろ！全員で！」
ﾛｰ「船じゃ不可能らしい」
ﾛﾋﾞﾝ「あら、それは楽しみ」
『ドクロが書かれてる…少なからず危険そうだな』
ｼｰｻﾞｰ「あ…安全に頼むぞオイ！！」
この5人でシーザー引き渡しへ向かう
ﾓﾓﾉｽｹ「カン十郎…！無事だとよいが…」
ﾅﾐ「ねぇ！！敵が来るってどういう事！？」
ﾌﾞﾙｯｸ「えー！？船番安全じゃないんですか！？」
ﾁｮｯﾊﾟｰ「そりゃここは敵の本拠地だぞ？
でも船番はサンジも一緒だから…」
この5人はサニー号に残り、船の安全を確保する
チョッパーは安心仕切っているらしいが…
『その船番のアホどこいった』
ﾁｮｯﾊﾟｰ「あれ！？サンジ！？」
ﾛｰ「麦わら屋達はどうした！？
あいつら作戦のメインだぞ！！」
本当…新しい土地に来るとじっとしてられない奴らだ…
思わず頭を抱え、ため息をついたのだった…
この国を訪れた者達は
いくつかの事に心を奪われるだろう
1つはかぐわしき花々とこの国自慢の料理の香り
またもう1つは…疲れを知らぬ女達の情熱的な踊り
ｻﾝｼﾞ「いい匂い〜〜！！」
そしてもう1つは…
「コラー！返せー！待ちなさい！！マリオ！！
返しなさーい！！綿が飛び出ちまうよー！！」
「「！？」」
ﾙﾌｨ「ぬ…ぬいぐるみ…？」
もう1つ…旅人を驚かせるものは…
町にごく自然に溶け込み、人間と共存する
命を持ったオモチャ達の姿である…
「「……」」
工場破壊＆侍救出チームの口は塞がらなかった…
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年7月10日 17時
