剣士女と波乱の海9 (ページ40)

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345話ページ40

夜更けになってもこの船の騒がしさは変わらない

ウソップは捜索隊がいないかと気が気でないようだ

Aの肩を掴んでどうすればいいんだよ…！と嘆いている

アタシに言うな、両船長に抗議してくれ

ｷﾝｴﾓﾝ「おのれ尋常にィ〜！勝負でござる！！」

ｿﾞﾛ「だから話せば長くなるんだ！！やめろ！！」

『何やってんだ？』

ｷﾝｴﾓﾝ「見損なったぞあの国中が涙した大事件！

ワノ国英雄の墓荒らし騒動！！

犯人はお主であったか！！」

ｿﾞﾛ「違うっつってんだろ！！」

ゾロの腰に携えられた秋水を見れば

まぁそう思われるのも仕方ない事なのか…

ロビンとモモの助が風呂から上がった様で

錦えもんにモモの助の服を頼んでいる

ｻﾝｼﾞ/ﾌﾞﾙｯｸ/ｷﾝｴﾓﾝ「「何をさらしとんじゃ

このエロガキャ〜〜〜！！！」」

ﾓﾓﾉｽｹ「！」

『アホしかいねぇ…』

ﾅﾐ「コラ！！よってたかって何子供イジメてんのよ！！」

ｻﾝｼﾞ「違う…！ナミさん…男ってやづは…」

ナミに助けを求めに行くモモの助

抱きしめられた顔は恐ろしくゲス顔だ…

ナミ達と女部屋で寝るらしい

ﾅﾐ「Aも一緒に寝ない？」

『悪い、先寝ててくれ』

地平線に跨っていた夕日はその光を沈め

煌々と照る月の元、甲板へ体を投げ出せば

緩やかに上下する船体と心地よい波の音が響く

『で？何してんの？』

ｳｿｯﾌﾟ「バカ言え…！見つからねぇ保証はねぇんだ！

ドフラミンゴが来たら困るだろ！！」ﾋｿｯ

ﾁｮｯﾊﾟｰ「べ、別に怖くなんかねぇぞ…！？」ﾋｿｯ

『クスッ…それは頼もしいな』

お、おう…！任せとけ！

と、ビビりながらも返答するウソップ

隣に投げ出した刀達を一瞥してから

彼女はスっと瞳を閉じ、月が沈むのを待った…

ﾌﾞﾙｯｸ「ア〜サ〜でーす！！ヨホホホ〜

しーんぶんが〜きてますよ〜〜！」

『フフッ…どうなったかな』

ﾛｰ「載ってればよし…載ってなければ…」

広げられた朝刊には見出し一面にデカデカと

"ドンキホーテ・ドフラミンゴ「七武海脱退」！"

"ドレスローザの王位を放棄！？"

ｳｿｯﾌﾟ「本当に辞めやがったァ〜！！」

ﾌﾗﾝｷｰ「こんなにアッサリ事が進むと逆に不気味だな…」

『それ程までにコイツが必要って事か？』

ﾙﾌｨ「で、何でおれ達の顔まで載ってんだ？」

「『は？』」

そこにはルフィとローの手配書

"「七武海」トラファルガー・ロー

麦わらの一味と異例の同盟"

"ローに対する政府の審判は不明"