340話 ページ35
ｳｿｯﾌﾟ「シーザーを奪って逃げた！！
よォし任せろ！飛ぶ敵は狙撃手の仕事！！」
すぐさま能力で狙いを定めるローを制止する
ルフィとゾロもウソップに任せる様だ
ﾛｰ「バカ言え！万が一にも
あいつを逃がせば作戦は…」
ﾅﾐ「同盟組んだんでしょ！？
少しは信用して欲しいわ！！」
攻めたりないと舌を出すナミ
ﾅﾐ「戦意を失い遠くにいる敵なら怖くないのよ！！」
ｳｿｯﾌﾟ「しかも手負いで背を向けた敵なら任せろォ！！」
『対戦相手限定されすぎだろ…』
ｿﾞﾛ「いいから早くやれ！！」
ウソップのカブトが成長を見せ、
あらゆる瓦礫を食らい尽くす勢いで齧り出す
ﾅﾐ「ウェザーエッグ！！
生まれておいで！雷ちゃん！！」
ﾍﾞﾋﾞｰ5「雷雲！？」
逃げ出そうとも既に手遅れ…
天候の科学を操るナミから逃れる事は出来ない
ﾅﾐ「サンダーブリードテンポ！！」
ｳｿｯﾌﾟ「トドメだ！！やったれバクン草！！
必殺！突撃流星群！！」
溜め込んだ瓦礫を銃弾の様に飛ばしていく
それは寸分の狂いもなく敵へ命中すると
シーザーの体を次々と通り抜けていく
ｼｰｻﾞｰ「きくかバカめ…おれはガスだ…！
おれ一人でも…ドレスローザへ…！」
ｳｿｯﾌﾟ「ムダだ、最後の弾は…海楼石の錠！！」
『お見事』
ベビー5、バッファロー、シーザーを倒し
子供達と海兵達からの歓声が上がった
嬉しそうに自慢するルフィを横目に
この先にある巨大な闇に眉を顰めた…
その後、茶ひげは海軍に捕えられる事になった
どこか残念そうなルフィに茶ひげは
シーザーに好きにされるより監獄の方がマシだと言う
ﾁｮｯﾊﾟｰ「ルフィ〜〜あいつを止めてくれ〜！！
ひ、人殺しだァ〜〜！！」
ﾌﾞﾙｯｸ「あああぁあ！！！」
『そっちは何だよ！！』
ﾌﾞﾙｯｸ「錦えもんさんを割っちゃいました〜！！」
ルフィとサンジも隣に覗きに来ると
パキパキと音を立てて錦えもんが姿を現した
何で生きとんじゃァ！！！
と叫んだサンジの蹴りがクリーンヒット…
サンジ…それは結構理不尽だぞ…
「父上！！」
ｷﾝｴﾓﾝ「……も…モモの助…！？
モモの助〜〜！！無事でござったかァ！！！」
視線を下げれば幼い子供が1人立っている
風貌は周りの子供達と違ってマゲを結っている
直ぐに錦えもんが探していた子だろうと理解した
騒がしいチョッパーの声が遠のくと
代わりに聞こえてきた低音が落ち着く声
ﾛｰ「メイヴィス屋」
『はいよ』
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年7月10日 17時
