319話 ページ14
ﾀｼｷﾞ「戻ってきたな麦わら…海へ！！
だが自由にはさせねぇぞ！！」
戸惑うルフィにロビンがローの仕業だと教える
ルフィはたしぎ(スモーカー)の肩を掴むと
戦いはまた今度だ！と言い
ビームで扉を破ったフランキーに続く…だが
降ってきた何かを目を向けると、ロビンが即座に制す
スライムのような形をした流動的な何か
それは小さな個体を集めていき、体積を増す…
海軍の1人が向かっていき飲み込まれる
こいつそのものが毒ガスか何かか…
生物なら火に弱い…火炎放射器で攻撃すれば
嫌がるようにして体を燃やし始めた
ドン！！！
ｽﾓｰｶｰ「お前らァ！！！」
触れても毒、燃やせば爆発…
空から次々と降下してくるそれを避ける
「シュロロロロ…いいコだ
3年も閉じ込めて悪かったな…！！」
乗り上げた海軍船の先端に立つ怪しげな男
目視した瞬間にスモーカーは彼を睨みつける
ｽﾓｰｶｰ「やっぱりか…！
お前がシーザー・クラウンで間違いねぇな！？」
ﾙﾌｨ「お前かー！！マスターってのは！！」
ｼｰｻﾞｰ「シュロロロ！いかにもそうだ…！」
このスライム達は水が苦手らしく
少しずつ自分の欠片をこちらへ飛ばしているのだとか
ｼｰｻﾞｰ「欠片が全てこっちへ届いた時…！！
お前ら全員味わうんだよ！！4年前の…」
ﾙﾌｨ「捕まえたァ〜〜〜！！」
ｼｰｻﾞｰ「えええ〜〜〜！？」
ﾌﾞﾙｯｸ「あの怪物の名は確か…スライム！
私、本で読んだことあります！！」
スライムの生態について話すブルックに
食いついたように鵜呑みにするアホが2人…
『アホが、よく見ろ』
ｿﾞﾛ「服は溶けるか知らねぇが…
触れりゃアウトかもな…！！
湖に落ちた体液で魚達が死んでいく」
『…まるで毒素の塊だアレは』
こんな毒素に侵されたその湖に…
本当に飛び込む気か？サンジ
ｻﾝｼﾞ「男サンジ！やらねばならぬ！！
泳ぎはおれが誰よりも得意だ！！
周りのスライム何とかしとけよ！！」
毒素だけでなく吹雪いている気候も相まって
まさに極寒の海に等しい
ナミの軽装では長くは持たないだろう…
「スモーカー中将！！」
「たしぎちゃァん〜〜〜！！！」
シーザーの前に倒れて動かない麦わらの一味と
G5を統率する2人…全員、意識を失っている
海楼石の鎖で縛り付けるよう部下に命じた
ｼｰｻﾞｰ「COOLブラザーズはしくじった様だな…
麦わらとローが相手じゃあ…荷が重すぎた…
シュロロロロロ！！」
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年7月10日 17時
