316話 ページ11
砲弾で氷の山を崩す相手を他所に
チョッパー(フランキー)がルフィを狙い攻撃する
ﾅﾐ「ルフィ！フランキー！！上！！」
しかし、氷の山をいとも容易く掴み上げ
敵に向かって投げつけるフランキー
ﾅﾐ「役に立った〜〜！！」
ﾙﾌｨ「いいぞ！やるじゃねぇかフランキー！！」
またしても攻撃を始めたフランキーに
とうとうルフィも拳で黙らせる
ﾙﾌｨ「ゴムゴムのォ！！エレファント・ガン！！」
ﾅﾐ「今日1番の大技〜〜！？」
その一瞬の攻防でさえ、相手には大きな隙になる
ナミを掴んで逃げようとする敵を追いかけるルフィ
その先には刀を構えた黒服の男…
ズバン！という音と共に、大男の体は真っ二つに
「てめぇ何のつもりだァ〜〜！！」
"カウンターショック"
その声で電撃が走ったかと思うと
大男は地に伏して動かなくなった
ﾙﾌｨ「トラ男〜〜！！
お前ナミを助けてくれたのかー！！」
ﾛｰ「……お前に話があってきた…！麦わら屋
お前らは偶然ここに来たんだろうが…
この島には新世界を引っかき回せる程の
ある"重要な鍵"が眠ってる
新世界で生き残る手段は2つ…！
四皇の傘下に入るか…挑み続けるかだ
誰かの下につきてぇってタマじゃねぇよなお前」
ﾙﾌｨ「ああ！おれは船長がいい！」
はっきりと言い切ったルフィに
ローはニヤリと笑って続けた
ﾛｰ「だったらウチと同盟を結べ！
お前とおれが組めばやれるかもしれねぇ…
四皇を1人…！！引きずり降ろす策がある」
ﾙﾌｨ/ﾅﾐ「「！？」」
同盟という言葉に反応し
ナミは罠を疑ってルフィに反対の意を示す
ローは顔つきを変えることなく飄々と続けた
ﾛｰ「いきなり四皇を倒せると言ったわけじゃない…！
順を追って作戦を進めれば…
そのチャンスを見い出せるという話だ…！
どうする？麦わら屋」
ﾙﾌｨ「その四皇って誰の事だ？」
ローは2人に内容を説明していくと
ルフィは笑って答えた
ﾙﾌｨ「そうか…よし、やろう！」
ﾅﾐ「えぇ〜〜〜！？」
もちろん、避難所に残っていた残りのクルーも
ナミと同様の反応を見せた
「「ハートの海賊団と同盟を組む〜〜！？」」
反対するクルー達の中、ロビンは冷静に
同盟には裏切りが付き物だと伝えても
口頭確認だけで済ませるようなルフィだ
ﾙﾌｨ「海賊同盟なんて面白そうだろ！？
トラ男は良い奴だと思ってるけど
もし違ったとしても心配すんな！
おれには2年間修行したお前らがついてるからよ！」
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年7月10日 17時
