246話 ページ38
ｳｿｯﾌﾟ「あの、おっさん！！
おれも１個聞きてぇんだけど
ひとつなぎの大秘宝、ワンピースってのは
本当に最後の島に…」
ﾙﾌｨ「ウソップ〜〜〜〜！！！！！！」
ウソップの質問を、大声でルフィが止めた
それはそうだ…アタシでも止めたろう…と
密かに咲かせた手をウソップの肩から消した
ﾛﾋﾞﾝ「ふふふ…さすがね」
『…別に、船長の意向に従っただけだ…』
少しだけ…先走った事を恥ずかしく思った
ﾙﾌｨ「宝がどこにあるかなんて聞きたくねぇ！！
何もわかんねぇけど！皆そうやって
命懸けで海へ出てんだよ！！
ここでおっさんに何か教えて貰うんなら
おれは海賊をやめる！！
つまらねぇ冒険ならおれはしねぇ！！」
レイリーはルフィに問う…キミにやれるかと
この強固な海を、キミが支配できるかと
その問いに迷うことなく笑顔で、真剣に答えた
ﾙﾌｨ「支配なんかしねぇよ！
この海で1番自由な奴が海賊王だ！！」
ﾚｲﾘｰ「……そうか」
レイリーは立ち上がると船に向かうと言う
大将が来ているかもしれないあたり
一味で固まって動くのは危険だ
レイリーはコーティングに3日はかかると言う
魚人島への航海に必要な物を買い揃え
3日後の夕刻に集合することに決めた
ﾚｲﾘｰ「そう言えばAくん
昔の事は随分吹っ切れたようだな」
『来た時は多少イラついてましたけどね
天竜人なんか見たらどうでもよくなりましたよ…』
ﾁｮｯﾊﾟｰ「そうだよ！A！
ハチと何かあったのか？すっげぇ怖かったぞ？」
ﾅﾐ「チョッパー…！！」
『いいよナミ、心配かけて悪かったよ』
彼女はこれを覚えているかと
シャツの首元を引っ張って鎖骨を見せる
ｳｿｯﾌﾟ「？？何もねぇけど…」
ｻﾝｼﾞ「え！？刺青は！？」
そう、"何も無い"事が問題なのだ
ココヤシ村で、昔入れた刺青は綺麗に消えていた
彼女は1つ息を吐き出すと、仲間に話し出した
『アタシが東の海から出てきた時
鎖骨に刀と龍の刺青を彫ってたんだ
でも今は綺麗に消えてるだろ？
それはアタシの持つ治癒力のせいだ
入れても消え、また入れても消える…』
アーロン一味時代、アーロンは外に行くたびに
彼女が刺青を消していると思っていた
その為に毎度、ハチに刺青を彫らせた…
『数は数えきれないけど…
だからちょっと怖かったところがあってな
けど、ナミが許してんだ
アタシが許さない義理がない』
笑顔を見せた彼女に、ハチは密かに涙した
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白銀幸成(プロフ) - ありがとうございます！コメントとても嬉しいです！当初予定していた話数よりだいぶかかってますが…頑張るのでよろしくお願いいたします！ (2020年6月11日 10時) (
レス) id: d7991ec165 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - この作品設定も細かくて内容も凄くて一気に見ちゃいました！！これからも見ます！！頑張ってください！ (2020年6月11日 2時) (レス) id: 7ad2e8f6ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年6月10日 22時
