281話 ページ3
あの時放電を食らっても生きていたのは
ゴム人間のルフィだったからだ
いくらなんでも生身の人間に無効果な訳は…
『…もしかして…船長の能力の素質を…
取り込み始めている…？』
能力まで同調されては効果は皆無であろう
渾身の一撃を選び損ねてしまった…
ｵｰｽﾞ「青髪女ぁぁああ〜〜！！！」
『うっ！！ぐぁぁ…！！！』
オーズに動かない身体を掴み上げられ
徐々に力が加えられていく……
吐血を繰り返し、身体の痙攣は止まらない
…ここで…死ぬのでしょうか…
Aは一瞬、本気で死を覚悟した
「必殺…！火の鳥星…！！！」
『！！』
一気にオーズの手の力が緩み、身体が落下する
彼女の身体を受け止めたのは
大丈夫だったかいレディ？と微笑むサンジ
ｿﾞﾛ「おい！！オーズ！！
…てめぇの中身がルフィの影なら…
てめぇの仲間の底力…！！
見くびっちゃあイカンだろう…！！！」
『…皆、さん…』
ﾁｮｯﾊﾟｰ「A！！大丈夫か！？
こんな酷い怪我をしてまで1人で戦うなよ！！」
ｻﾝｼﾞ「説教は後だぜチョッパー
今は彼女の回復を待ちつつ…
この怪物を片付けるのが先だ…！！！」
ﾛﾋﾞﾝ「貴方の力…凄いわね
もう身体が軽い感じがするわ、ありがとう
ここからは私達に任せて頂戴？」
『そ、れはでき…』
ｿﾞﾛ「動けねぇ奴がでしゃばんじゃねぇよ
とっとと引っ込め片目女」
正直、喋ることすら危うい状態
せめて3分…3分あれば骨は修復出来る
『…3分下さい』
ｿﾞﾛ「3分でも10分でも休んどけ
こんなのおれ達だけで十分だ」
ｳｿｯﾌﾟ「あ、安心しろよA…！
お、おれ達が一瞬で倒してやるからな…！！」
冷や汗を流したウソップは説得力に欠けるが
何故かその頼もしさが彼女を安堵させた
…？何でこんな…胸が温かいんだろう…
サンジによって離れた場所に避難させられる
ここで待っててと言われ、素直に頷くと
意識を集中させ、一刻も早く復活出来るよう
全力で治癒力を活性化し続けた…
ｿﾞﾛ「1つ提案なんだが…コイツを一丁、
投げ飛ばすっての…どうだ？」
ｳｿｯﾌﾟ「な…投げ飛ばす！？
こんなにでけぇ巨体を〜〜！？」
ｻﾝｼﾞ「成程…そりゃさぞ気持ちいいだろうな」
彼女のボロボロの姿を見て
一気に闘志が燃えたサンジとチョッパー
ロビンも同様、静かに怒りを燃やす…
"うちのクルーを傷つけた罪は重い"
そして彼女にまた1人戦わせてしまった
次は自分達の番であると…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白銀幸成(プロフ) - ありがとうございます！コメントとても嬉しいです！当初予定していた話数よりだいぶかかってますが…頑張るのでよろしくお願いいたします！ (2020年6月11日 10時) (
レス) id: d7991ec165 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - この作品設定も細かくて内容も凄くて一気に見ちゃいました！！これからも見ます！！頑張ってください！ (2020年6月11日 2時) (レス) id: 7ad2e8f6ef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年6月10日 22時
