185話 ページ48
「このおれが誰かって？
この顔を知らねぇとは言わせねぇ！！」
現れたのはフォクシー海賊団の船長フォクシー
その部下ポルチェとハンバーグだ
知るか！ぶっ飛ばしてやる！と息巻くルフィ
知らないなんて…と落ち込むフォクシーに
更に怒りが増す
ﾌｫｸｼｰ「おれの名はフォクシー！！
欲しいものは全て手に入れる男！！
バカ者共め！！馬の1頭くらい放っておけ！
動物狩りなど余興にすぎん！！」
ﾙﾌｨ「…んの野郎！！ゴムゴムの……！！」
ﾌｫｸｼｰ「待て！麦わらのルフィ！！」
ﾙﾌｨ「え！？なんでおれの名前…！」
ﾎﾟﾙﾁｪ「知っているとも！調べはついてる！
懸賞金1億ベリー"モンキー・D・ルフィ"
６千万ベリー"ロロノア・ゾロ"
たった8人の少数一味でトータルバウンティ
1億６千万とはちょっとしたものね！
そしてあなたの船には今…
あのメイヴィス・Aも乗っている！
懸賞金"Without limit"！！
こんな大チャンス無いでしょう？」
ﾌｫｸｼｰ「我々フォクシー海賊団！！
麦わらの一味に対し！
オーソドックスルールによる"スリーコイン"
"デービーバックファイト"を申し入れる！！」
ﾙﾌｨ「何をごちゃごちゃ言ってんだ！！
さっさとかかってこい！！
勝負なら受けてやる！！！」
ｳｿｯﾌﾟ「…え…？ちょっと待て…
デービーバックファイトって…」
あの航海士も船長もいない…旗も帆も無い船…
ｳｿｯﾌﾟ「おいルフィ！！そのゲーム…！！
ダメだ！！仲間を失うぞ！！！」
ルフィが勝負なら受けてやると言ってしまった
ウソップが必死に受けるなと抗議するも
うまく乗せられてしまう…
ﾄﾝｼﾞｯﾄ「どいてろおめぇら！！
あいつらシェリーと同じ目に遭わせてやる！！
10年間おれを信じて待っていてくれたシェリーをよくも！！」
ﾙﾌｨ「待ておっさん！！あいつら海賊だぞ！！」
ﾅﾐ「デービーバックファイト？」
「そうだ…その戦いの火蓋は互いの船の
船長同士の合意の瞬間切って落とされる」
「今おれ達の船長がお前たちの船長
モンキー・D・ルフィに戦いを申し入れている頃」
ｿﾞﾛ「申し入れ…？何を眠てぇ事やってんだ？
ケンカなら買うっつってんだろ！！」
『お前知らねぇのか？これはケンカじゃねぇ
……海賊同士のゲームに等しい』
ﾛﾋﾞﾝ「そうよ、海のどこかにあるという
海賊達の楽園…"海賊島"でその昔
生まれたというゲーム…」
…思い出したくもないゲームだ
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年5月8日 22時
