183話 ページ46
ﾅﾐ「まず私のへそくりが８割」
ｸﾙｰ「「いやちょっと…」」
ﾅﾐ「冗談よ…」
ﾙﾌｨ「船を？このメリー号をか？」
ﾅﾐ「そうよ、もうボロボロじゃない」
ｳｿｯﾌﾟ「そりゃいい！」
宝をメリー号の修繕費に当てることにした
いくらなんでも狙撃手であるウソップに
全て修理を任せているのでは無理がある
造船ドックで船大工に見てもらうほうが得策だ
ｳｿｯﾌﾟ「考えてみりゃ、東の海のおれの村から
ずっとおれ達を乗せて航海してくれてんだ
たまにゃあしっかり労ってやんねぇと
バチあたるってもんだぞ」
ﾙﾌｨ「だったらよ！
船大工！！仲間に入れよう！！」
旅は続くし、いるに越したことはない
メリー号は自分たちの家であり命だと
守っていく必要があると言うルフィ
『本当にルフィは…核心をつくよな…』
ｳｿｯﾌﾟ「そりゃそれが1番だ！そうしよう！！」
ﾙﾌｨ「あと音楽家とな！！」
ｿﾞﾛ「いや、それはおいとけ…」
後方の海から大きな揺れを感じる…
顔を出したのはシーモンキーだ
全速力で船を漕ぎ、離れる
ｳｿｯﾌﾟ「緊急報告！！緊急報告！！
12時の方向に船発見！！」
『敵船か！？』
ｳｿｯﾌﾟ「それが…旗もねぇ！帆もねぇ！！
それに乗ってるクルー達が異様に少ねぇし…
なによりすげぇ勢いでいじけてるぞ！！
まるで生気を感じねぇ！！」
大丈夫なのかあの船は…！？
このままでは巻き込まれてしまうと声をかけたルフィに
敵船の奴らは仲間内でもめ出した
…航海士がいない…？船長も…？
そうこうしているうちに敵船は大波の中…
『シーモンキーのイタズラが過ぎるな…
ナミ！指針はどうなってる？』
ﾅﾐ「湿度も気温も安定してるから
もう次の島の気候海域に入ったんじゃないかしら」
ﾙﾌｨ「おいロビン、なんか見えるか？」
ﾛﾋﾞﾝ「島がずっと見えてるわ」
ﾙﾌｨ/ｳｿｯﾌﾟ「「言えよそういう事は！！」」
島が見えたら大声で言うんだとやってみせるルフィ
島を楽しみにしていると伝えると
ロビンは気をつけるわと返した
それにしてもさっきの敵船が気になる…
ウソップも同じ違和感を感じているようで
ルフィやゾロと話しているが
海賊じゃねぇんだろ、気にすんなと言うサンジの言葉で
次の句が紡げなくなってしまう
海岸が見え、錨の準備を！と叫ぶルフィに従い
前方へ移動し準備する
ウソップは相変わらず島に入ってはいけない病を発症しているが…
『さて…どんな島だろう』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 63人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年5月8日 22時
