180話 ページ43
ｳｿｯﾌﾟ「やりやがったあんにゃろ〜う！！」
ﾛﾋﾞﾝ「なんて美しい…」
ﾁｮｯﾊﾟｰ「キレーな音だなー何だコレ？何だ！？」
騎士「いつか…こんな時が来ると…信じた…」
ｻﾝｼﾞ「ノーランドが聞いた鐘の音ってのは…」
『透き通るような…澄んだ音色だ…』
ｺﾆｽ「スー…これは…
ヴァースが…歌ってるのかしら…」
「神はいるのか…！？
何という奇跡…400年の沈黙からもはや二度と
鳴る事のない鐘と半ば諦めていた…！！」
「大戦士カルガラ、聞こえますか？
"シャンドラの灯"の響き」
ﾜｲﾊﾟｰ「聞いているか？モンブラン・ノーランド
ずいぶん待たせた…あんたの子孫に届くといいが」
ﾏｼﾗ「おやっさん…」
ｸﾘｹｯﾄ「これァ…間違いねぇ…ロマンじゃねぇか…
"黄金郷"は空に…実在したのさ…
ノーランドは…おれの先祖は…
ウソつきじゃなかった…！！
それを…教えてくれたんだろう？空から…
なァ小僧…黄金郷は…そこにあったのか…？
ありがとうよ…！！」
無事でよかったと泣き崩れるクリケットに
マシラもショウジョウも笑みが零れた
鐘の音はーー
去る都市のーー栄華を誇る"シャンドラの灯"
戦いのーー終焉を告ぐ"島の歌声"
400年のーー時を経て鳴る"約束の鐘"
浮寝の島の旅路は長くも、遠い記憶は忘れがたし
ーーかつて人はその鐘の音に言葉を託したーー
遠い海まで届ける歌に、誇り高い言葉を託した
ﾙﾌｨ「鳴った…聞こえたかな？おっさん達に」
ﾅﾐ「ええ…きっと」
"おれ達はここにいる"
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年5月8日 22時
