175話 ページ38
マクシムからルフィが落とされ
ナミ1人、クリマ・タクトで応戦するのも限界だ
ｴﾈﾙ「面白いじゃあないか小娘！！
雷の通り道を作り出そうとはいい考えだ
だがそんなものは規模を変えれば
何の役にも立たん！！違うか！？
私は忙しいんだ…消え去れ！！」
「てめぇが消えろ！！必殺！火薬星！！」
ﾅﾐ「ウソップ！！」
マクシムの後方の扉から現れたウソップ
サンジがまだ到着していないことを聞くと
開けていた扉を閉める…だがそれでは逃げてるだけだ
ｳｿｯﾌﾟ「神がなんだ！！！」
飛び出したウソップに雷が襲いかかる
ナミを助けに来たはずが、逆に助けを求めている…
2人は雷を何とか回避しながら
ウェイバーを使って飛び降りる作戦を考える
島雲の部分へ飛び降りることが出来れば…！
ウソップがエネルの気を引いている隙に
ナミがウェイバーを転がし、救出へ向かう
ﾅﾐ「ウソップ！掴まって！！手を！！」
ｴﾈﾙ「この期に及んで助かろうとするんじゃあない…！
エル…」
だがその攻撃は足で
2人が蹴り飛ばされたことにより回避した
ｻﾝｼﾞ「行け！！」
『サンジは任せな！』
ﾅﾐ「サンジ君！！！A！！」
ｳｿｯﾌﾟ「ナミ！！出せ！！
方向はこっちでいいんだな！？」
2人が回避したのも束の間
サンジとAにエネルの攻撃が降りかかる
ﾅﾐ「待ってウソップ！何でアクセルを！？
サンジ君とAが…」
ｳｿｯﾌﾟ「いいんだ！逃げるんだ！
男の覚悟を！！お前は！！踏みにじる気か！！」
ｴﾈﾙ「ヤハハハ…飛び降りたか…
まだ私の攻撃範囲もわからんのか」
『何回かモロに喰らって慣れてきたわ…』
ｻﾝｼﾞ「アァ…神よ…言い残したことが1つあった…
あァ…いや…その前に悪ぃな…
タバコの火ぃ…！欲しかった…トコだ…！！」
ｴﾈﾙ「…それと？…なんだ？」
ｻﾝｼﾞ「『吠え顔かきやがれ』」
サンジが気を失った所を受け止める
…やっぱり無理して…全くコイツは…
『ほらよ…神とやら…さっさと確認いかないと…
機械が誤作動起こしちまうぜ？』
ｴﾈﾙ「！！な、何だ舟が…貴様らまさか！
おのれ…やってくれる…！！」
『構ってるヒマはねぇんじゃねぇ？』
エネルが中へ消えたのを確認し、
サンジを抱えてマクシムから飛び降りる
うまく島雲の上に落ちたようだ
ﾅﾐ「サンジ君！A！」
『あァ大丈夫、サンジも無事だ』
右手で触れて、疲労を移しておく…
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年5月8日 22時
