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169話 ページ32

膝を着いたエネルを見てから

もう一度血を吐くA…

ロビンの元へ歩き、右手で触れる

体の痙攣が酷くなった…足が…


エネル「そうか…共に来ないと言うならば…

力ずくでも連れていこうじゃあないか!!

アンブラはこの世で最も価値のある存在だ!

この言葉をかけてやろう…!!

"我、汝の破壊を求める者…ロット・Dの…"」

『!!やめろォ!!!』


もう足など壊れてもいい

とにかくあれを止めなければ…!


エネル「おっと…危ない危ない」

ゾロ「イカレてんのかてめぇは!!」


彼女が踏み出すより早く、エネルの元へ刀の切っ先が届いた

ゾロの攻撃を宙と飛んで躱したエネル…


『ロロ、ノア…!』

ワイパー「バーンバズーカ!!」


チャンスだと狙いを定めて放った業火は

エネルの電光によって相殺されてしまった…


ナミ「エネルギーのスケールが違いすぎる…

あいつは本当に雷そのものなんだ…!」

エネル「やれやれ…これから共にフェアリーヴァースへ

旅立とうと言うのに…何もそう殺気立つ事もあるまい…」

ゾロ「誰がそこへついてくって言ったんだ!?

お前の言う"夢の世界"には興味はねぇしな!」

ナミ「ダメよゾロ!!相手が悪すぎる!!」


ゾロの刀はエネルの胴体を捉えるが

雷の体を通り抜けるだけでダメージは無い


エネル「圧倒的な力…そこで覚える"絶望"

全ての希望が絶たれることは"死"に同じ…」

『ロロノア…!!刀離せ!!!』


刃を掴まれた所から感電したゾロ…


エネル「人にとって…死は最大の恐怖!!

だから人は地に顔をうずめ神に慈悲を乞う!

仕方の無いことさ、生物は恐怖の前に

ひれ伏すように出来ている、本能というものだ」

『人の慈悲すら分からねぇてめぇに…!!

神なんぞ語る資格はねぇんだよ!!!!』


足を目掛けて蹴りを繰り出し

エネルが飛び退いた瞬間にゾロを取り返す

ゾロの感電の痛みと傷を自分に移し、寝かせる

既に意識が朦朧とし始めている…

それでも何とか立っているのはナミがいるから…

仲間が危険ならば…どれだけでも命を張ろう


エネル「何のつもりだ…自ら殺されに…?」

ワイパー「海楼石ってもんを知ってるかエネル!」


シューターに仕込まれたそれでエネルを封じる


ワイパー「リジェクト!!」


倒れたエネルの前に立つワイパー

だが…雷と共に心音が復活する

自分の心臓をマッサージして…!?


エネル「人は…神を恐れるのではない…

恐怖こそが神なのだ」

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作者名:白銀幸成 | 作成日時:2020年5月8日 22時

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