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157話 ページ21

「ほっほほーう!」

ナミ「何よ!誰あんた達!!」


突然目の前に現れたのは同じ顔…

副神兵長と名乗るその2人はホトリとコトリ

どうやらサンジ達が倒した3つ子の兄貴である

サトリの敵を討ちに来たようだ


ナミ「A助けに行かなきゃいけないのに…!」

騎士「さっさと片付けてエネルを追わねば…!

退いておれ娘!!」

ナミ「いやよ!!たまには私だって

守ってあげなくちゃ!!!」


クリマ・タクトを構え交戦準備万端のナミに

ガン・フォールは共闘する事にする…が、

攻撃を避けては、意識のないサンジやウソップに

次々と攻撃し、2人は既にボロボロだ

ナミの振りかぶったクリマ・タクトの衝撃を吸収し

4種類のダイヤルを巧みに使い分ける…


コトリ「"フレイム"!"アックス"!"インパクト"!

"フレイバー"!覚えたか!?見極めは不可能だぞ!?

さァ!!どっちがホトリでどっちがコトリで

どの手が何だ!?何が出るかはお楽しみ!」

ナミ「どっちがどっちかなんて

もともと興味ないってのよ!!天候は"台風"!」

ホトリ「ほほーう!ハズレ!!」


炎を放ったコトリのスキを突き、槍で貫いた騎士

そして飛ばしていたクリマ・タクトの頃合…


ナミ「"サイクロンテンポ"!!!」

ホトリ「ウゴォ!!?」


ガン・フォールの傷口が開いたにも構わず

彼の篭手でトドメをさせとナミに命じる

インパクトダイヤルが仕込まれた篭手は重く

戸惑っているナミの背後にホトリが迫る


ホトリ「サトリの兄貴に続いて…!!

弟のコトリまでも…!!祈っても許さん!!」

ナミ「クールボール!!」


冷気を纏ったその泡はホトリの足元へ溜まる

予想通り炎を放ったのを見計らい、霧を発生させる


ナミ「ちょっと失礼……インパクト!!!」


その衝撃はナミの腕にはダメージが大きい

だがこれで船と2人のクルーを守れたのだ


ナミ「A…待ってて…!!絶対助けるから!!」


ガン・フォールはエネルを追うと言う

1人ではとても心許ないナミは反論するが

この国の危機と言われてしまえば強く出れない…


ナミ「……とりあえずこいつらの応急手当を…!!

生きてるんでしょうね!?2人共…!!」



「ナミさ〜〜ん!!」

ナミ「コニス!!おじさん!!

何でここにいるの!?」


ウェイバーのようなバイクのような…

形容し難い乗り物に乗って現れたのは

2人と小さな女の子…


パガヤ「あなたにお渡ししたい物があるのです!」

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作者名:白銀幸成 | 作成日時:2020年5月8日 22時

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