139話 ページ3
ﾅﾐ「あれがウェイバーだったんだ…！
ノーランドの日誌で読んだ
風がなくても走る船…！」
「お友達ですかコニスさん」
ｺﾆｽ「ええ今知り合ったんです
青海からいらしたそうで」
「そうですか、それは色々戸惑う事ばかりでしょう
ここは"白々海"ですみません」
パガヤと名乗る男性が家に招いて
ご馳走までしてくれるという話に
ルフィとサンジが飛びつく
サンジって料理が関わると少年みたいだよな…
ﾅﾐ「その前に聞いていい？これどんな仕組みなの？
風を受ける帆もないし…漕いでたわけでもない
なんで海を走ってたの？」
ｺﾆｽ「まあ、"ダイヤル"をご存知ないのですか？」
『ダイヤル？』
ウェイバーに乗ってみたいというルフィの希望で
操作説明を受け乗ってみるも転倒…
意外に難しいみたいだ…
ｻﾝｼﾞ「そういや能力者にこの海はどうなんだろうな…」
ｿﾞﾛ「そうか、普通の海とは違うからなァ
もしかしたら浮くかもしれねぇ」
ﾙﾌｨ「あぷ……」
『…ダメみてぇだな』
この海を突き抜けてしまう前に
急いでルフィ救出に向かうゾロとサンジ
ウェイバーは訓練すれば10年で乗りこなせるとパガヤが言うが
そこはさすがナミだ
風を読み、自在に乗りこなしている
『ナミー！パガヤさん家行くぞー？』
ﾅﾐ「先行ってて！
おじさんもう少し遊んでていい？」
ﾊﾟｶﾞﾔ「ええどうぞ、気をつけて下さい！」
乗りこなせなかった事が相当悔しいのか
沈めなどと物騒な事を言うルフィに呆れる…
階段のような雲を登っていくと"雲切場"と呼ばれる場所が…
どうやらあのエビに乗せられて来た道の事を
"ミルキーロード"というみたいだ
他にもこの不思議な雲についての説明を受けているうちに
目的地に着いたらしい
ﾙﾌｨ「ウソップのアホー！！」
ｳｿｯﾌﾟ「いや何でおれだよ」
ｺﾆｽ「ふふっ…じゃあその貝の
殻頂を押してみて下さい」
するとそこからは先程のルフィとウソップの会話が…
ｿﾞﾛ「へー！すげぇな、音を記憶したのか」
『この貝がダイヤルってやつか？』
ｺﾆｽ「はい、それは
音を録音・再生する習性がある白々海産の貝殻です」
『なるほどな』
ﾛﾋﾞﾝ「これがダイヤルなら…
でもこれでウェイバーが動くとは思えないけど」
ｺﾆｽ「いいえ、ウェイバーの動力はこっちです
ちょっと小さめですけど
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年5月8日 22時
