149話 ページ13
ﾙﾌｨ「黄金かァ…こんな冒険待ってたんだ！！」
ﾅﾐ「そう来なくちゃ！話が早いわ！」
ｳｿｯﾌﾟ「コラコラルフィ！
お前さっきのゲリラの忠告忘れたのかよ！」
ﾁｮｯﾊﾟｰ「神が怒るぞ！？」
ﾛﾋﾞﾝ「フフ…面白そうね……！」
『好奇心がこんなに刺激されたのはいつぶりか…』
ｻﾝｼﾞ「まァ海賊がお宝目前で
黙ってるわけにゃいかねぇよな」
ｿﾞﾛ「敵も充分……！！
こりゃサバイバルって事になるな」
ﾙﾌｨ「よーしやるか！！黄金探し！！」
全員の意見が1つになった所で
各々で夕飯の準備や冒険の準備を進める
ルフィがじっと蒸留水の器を見て暇だと寝そべる
明日1日の全員分の水を確保しろと言うサンジに
ゾロとチョッパーが森で取ってきた食料を出す
ﾁｮｯﾊﾟｰ「クルミにアロエ、バナナにニンニク」
ｿﾞﾛ「ねずみにカエル」
ｻﾝｼﾞ「よし、シチューにぶち込め」
…今明らかにおかしい食材があっただろう
ナミがすかさず抗議するが
サンジはニンニクが嫌なのかと見当違いな発言をする
『今戻った』
ﾅﾐ「A、ロビン！その青いの何！？宝石！」
ﾛﾋﾞﾝ「…フフ、キレイでしょ？」
ｻﾝｼﾞ「へぇ！塩の結晶か
よく見つけたなロビンちゃん、Aさん」
『湖岸にあったんだ、あれば便利だろ？』
ｻﾝｼﾞ「そりゃあもう！
サバイバルにあっちゃ命を繋ぐ塩分さ！！」
チョッパーはアロエとニンニクから
火傷薬と消毒薬を作るという
空の騎士に効くと…
ゾロにカエルは？と聞かれたがいらねぇと即答してる…
面白くて、つい笑ってしまった
ｻﾝｼﾞ「オイコラゾロ！！ヒマだろ
ちょっと手伝え」
『あ、いいよサンジ！アタシがやる』
焼石を持ち上げてシチューの鍋の中へ…
栄養満点の焼石シチューなんて
サンジでなければこんな所で出てきやしないだろうな…
作戦会議を始めるというナミの声で
少し気を引き締めた
ﾅﾐ「まずノーランドの絵本のおさらいよ
彼が初めて黄金郷を発見したのは400年前
それから数年後、再びジャヤを訪れた時には…
もうジャヤに黄金遺跡はなかった
つまりその数年の間にジャヤの片割れである
この島は上空へやってきた」
『ノックアップストリームに乗ってか…』
ﾅﾐ「ええ、それしか考えられない
海底での爆発位置は毎回違うと
クリケットさんが言ってたから」
ｳｿｯﾌﾟ「あの規模だもんな…島も飛ぶぞ」
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年5月8日 22時
