148話 ページ12
探検を終えて戻ってきた3人は
メリー号にいるはずの2人に声をかけた
ﾅﾐ「チョッパー！？A！？
どこ！？何があったの！？2人共！？」
ｿﾞﾛ「メリー号のマストがねぇぞ…！！
どんな奇抜な改造を施したんだあいつ」
ﾅﾐ「そんなわけないでしょ！？
敵襲を受けたのよ！！」
ｿﾞﾛ「おいチョッパー！！A！！
いねぇのか！？何かあったのか！？」
程なくしてチョッパーが涙ながらに
怖いことは無かったと言いながら顔を出した
ホッとした後、試練の3人組も合流する
ｳｿｯﾌﾟ「マストが…ねぇ…！！」
ﾁｮｯﾊﾟｰ「あ…ウソップ…ごめんよ
おれとAが必死で戦ったんだけども…
色んなトコ燃やされて…」
ｳｿｯﾌﾟ「お前怪我は大丈夫なのか？」
ﾁｮｯﾊﾟｰ「お、おれは平気だけど…」
ｳｿｯﾌﾟ「燃える槍とはやべぇ野郎だな！
燃やされたのがお前じゃなくてよかったよ！！」
ウソップの明るい励ましに
彼女が燃やされたと言い出せなくなってしまった…
ルフィがおっさんはどこだと言うので
彼が重症なんだと告げるチョッパー
船内へ移動すると、横たわるガン・フォールと
椅子に座ったAが…
ﾅﾐ「A！！大丈夫だった！？」
『アタシは何ともないさ！心配すんな！』
ﾁｮｯﾊﾟｰ「A…！」
『大丈夫だってチョッパー！
それより彼の方が心配だ…頼むよドクター』
あまりに明るく、気にしない様子なので
これ以上は言及はしないことにしたチョッパー
彼が目を覚ますまでは話を聞けないので
ここに船をおいて一泊することになる
キャンプだ宴だとはしゃぐルフィに
微笑を零してAは椅子から立ち上がった…
ｳｿｯﾌﾟ「よーし！えーみんな色んな報告ご苦労！
それぞれの情報で色んなことがわかってきたな
この島はなんと猿山連合軍が探し求めていた
黄金郷だったのだ！！」
ﾙﾌｨ「まじでーー！？」
ﾅﾐ「さっき言ったでしょ！！」
ｿﾞﾛ「で、そのマントラって何なんだ」
ｻﾝｼﾞ「知らねぇよ、動きを読みやがるんだ
チョッパーもっと細かい方がいいかな」
ﾁｮｯﾊﾟｰ「うん、飲めるくらいがいいよ
消化管が少しやられてるんだ」
『そういえばあの神官も…
あれがマントラってやつなんだろうな…』
焚き火を起こして囲む
未知の土地でこんな大胆なこと出来るのは
コイツらだけなんじゃないだろうかと思う…
…それにしても…"アンブラ"って言葉…どこかで…
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2020年5月8日 22時
