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川島side
「以上!Travis Japanでしたー!」
なんとか終わったロケ。
と、同時にずるずるとしゃがみこむ隣のしめ。
川島「おおっ、」
松倉「え?大丈夫?」
松田「どした!?」
川島「ちょっと体調悪いみたいで、」
みんなに迷惑かけたくないと言わなかったしめの心中を察して目で合図すると、みんなもすぐに静かになって淡々と動いてくれた。
川島「しめ?車まで動けそう?」
七五三掛「うん……ごめんね、結局」
川島「企画は撮れたんだから十分だよ、てか熱上がったね?あっついよ体」
七五三掛「はぁ、、しんどい、、」
川島「しんどいね、」
マネージャーが車回しに行って、ほかのメンバーはしめや俺の荷物まで全部もって移動する。
川島「動けそうになったら教えて?」
七五三掛「……がんばる、」
無言で残ってくれてたちゃかと両脇を支えて歩き出す。
車に乗ってからも気持ち悪いみたいで、涙目で耐える。
川島「我慢しなくていいからね、」
七五三掛「はあっ、、ほんとごめんね、っ」
川島「も〜、謝んの禁止。大丈夫だから。しめいつもほかのメンバー具合悪い時に責めたりしないでしょ?おんなじだよ」
さっきからずっと謝ってるしめに優しく諭すと、やっと落ち着いてくれた。
家に帰って熱を測ると39.0℃。
39℃なんて久しぶりに見たからびっくり。
薬飲んで、素直によく休んで、2日後にはだいぶ元のしめに戻って一安心。
無理は禁物!
Fin.
リクエスト第29弾でした。ありがとうございます。
そして2023年、あけましておめでとうございます。
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作者名:凪紗。 | 作成日時:2022年9月16日 22時