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中村side
倒れ込んでくるかいとに、心拍数があがる。
おちつけ。
中村「かいと?聞こえる?」
宮近「ん、」
中村「レインコート脱ごう、」
ひとまず濡れてるコートを脱がして放り投げる。
……熱ある。
さっきまでレインコート越しでよく分からなかったけど、
寒い寒いと震えてんのに体あっつい。
吉澤「熱測ろ、海人服緩めて」
中村「ん、めっちゃ体熱い」
救急セットとともにスタッフさんを連れてきたしずやがピッと体温計の電源をいれる。
「宮近くん?聞こえます?いつから具合悪いかんじ?」
宮近「はぁ……、ちょっと……まえ……、っ」
は、ちょっとじゃないでしょ。
中村「いや、始まって30分くらいからふらふらだったんですよ、俺が言えばよかった」
吉澤「ぜんっぜん気づかんかった、」
中村「前歩いてたら気づかないよ、……しずや、」
吉澤「げ、」
ピピッと音がして引っこ抜けば、ディスプレイには「39.2℃」の文字。
「え〜!これ大丈夫じゃないですね、ちょっと至急報告してきます」
いつも良くしてくれるスタッフさんが、他のスタッフさんに報告しにいってくれた。
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みなさま、大変大変お久しぶりです。そして、あけましておめでとうございます(遅)。
気まぐれで続きを更新しております。
たくさんお気に入り有難うございます。
もし宜しければお星様もつけていただけますとやる気がでます。
今年もよろしくお願いします🐯🐰
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作者名:凪紗。 | 作成日時:2022年9月16日 22時