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『たまには私だって海と組みたい時もあるんですー！』
そう言うと、不貞腐れた。笑
海と顔を合わせて、私は少し早歩きでスタスタと歩いていった元太の左隣に並んだ。
元「なんだよー。海人腕組むんじゃなかったのかよ。」
『え〜、嫉妬してるの？』
元「いや、、別にそーゆー事じゃねーし！」
『私がなんでいつも元太の"左側"に並ぶか分からない？』
元「え？」
『女性はね、好きな男の人の左側にいると安心するからだよ。』
元「え、、好きな人って、え！！！！！！」
『そうだよねー！？ のえるくーん！！！！』
当の本人やっと気づいたらしいので、私は走って如恵留くんの右側に並んだ。
続く
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作者名：トマトのト | 作成日時：2021年2月23日 15時
