銀さん達がフィフスセクターの教官になったそうです。←(その2) (ページ2)

今日:5 hit、昨日:6 hit、合計:14,702 hit

第50訓なめんなよ！ページ2

シュウ「ねえ君達さあ、御託はもういいからさっさと闘うなり何なりしようよ。僕早く帰りたいんだけど？」

シュウがつまらなさそうに声をあげた。

しかし彼の顔を覆っているのは、機械的なガスマスクでは無く…、

隼総「(！あ、あれはもしや………！

ジ○リの某もののけの姫のお面！！？)」

あの、某山犬の姫が付けていたあの不気味な赤い面がシュウの顔を覆っていた。

まあこれはこれでインパクトはあるが、ハッキリ言って不気味さは他と大差なかった←

新八「ちょっとシュウ君！何なんですかそのお面！？どっから持って来たんですか！」(コソコソ)

あまりの空気に隣にいた新八が小声でシュウにツッコんだ。

シュウ「これは僕の森にあるお面だよ。まあ顔隠すならこれでもいいかと思って持って来たんだよ。あ、なんなら山犬とかも連れてきた方が良かった？」(コソコソ)

新八「確信犯ですかあんた！いいですよそこまでしなくて！！告訴状あっちから叩きつけられますよ！？」

銀時「おいおめえ等。んなことどうでもいいから、さっさとこいつら一網打尽にしようや」

白虎「ふ、ふざけんじゃねえぞてめえ等！青龍の精鋭隊だか何だか知らねえが、この人数を相手に勝てるとでも思ってんのか！？」

銀時「勿論そのつもりだぜ？…うちは量より質を大事にするんでね。お前達相手なら目つぶったままでも余裕で勝てるさ」

朱雀「な、なんて生意気な…！だったらこっちも本気でいくわよ！！」

玄武「相手にとって不足なし…！こちらも全力で行かせてもらうぞ！」

白虎「てめえ等！死獣の恐ろしさ、こいつ等にたっぷりと教えこませな！！」

白虎の声を合図に、不良共が雄叫びをあげて襲いかかる……。

ーーーーーーーーーー

結論から言うと、闘いはものの数分でケリがついた。

ガスマスク集団は自分の持つサッカーの必殺技、あるいは化身を使い物理的な武器を持つ不良共を、文字通り吹っ飛ばし、全員を気絶させたのだ。

まさに怪力乱神の力を持ってしての勝利である。

銀時「ま、こんぐらい痛めつければ大丈夫だろ？」

白目で倒れ伏している幹部三人組を一瞥した銀時は、顔面のガスマスクを外しながら答えた。

剣城「案外口程にもない奴らでしたね。」

逸見「本当だな。もっとク○ーズ的な闘いぶりを期待してたのに…」

落胆する逸見に、銀時は楽しそうにいった。

銀時「まあいいじゃねえか。こっちは仲間をボロボロにされた借り、返せたんだからよ？」