きんぐの日常 (ページ3)

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放課後 R ページ3

友達「Aー、ま～た永瀬くんのことみてるの？」

わたしはぼーっとし始めると、絶対に永瀬くんのことを見ているらしい。

自覚ないんだけど…笑

言われてからもう１度永瀬くんのことを見ると

A「あ…」

目が合ってしまった。

するとわたしの方に来て

廉「お前さ～いっつも俺のことみてへん？」

って。さすが王子様、でも事実みたいだし…

A「いや…う、ん、そうみたいですね」

とりあえず認めてみた…？

廉「そうみたいってなんやそれ笑面白いな～笑」

A「え、あ……んーと…」

廉「そんなに俺のこと気になる？笑」

A「何言ってるんですか！わたしもう帰りますね」

廉「必死！笑おん、また明日なAちゃん、気をつけて帰れよ？」

キラッキラな笑顔でそんなことを言いながら頭をポンポンされた。

A「………」

きっとこんな手を使って女の子を落としてるんだろうな…って思ったけど

不覚にも胸がキュンとしてしまったのはきっと気のせい