レイ姉。 凪side ページ8
─
なるほど。やっぱりそうか。
香姉は『レイ』なんだ。
本名を隠してる訳はまだ分かんないけどここはレイ姉で通しといた方が良いな。
私は超絶美形さんと中国服さんに向き合って、頭を下げた。
「改めて、姉がいつもお世話になってます。
レイ姉の妹の凪と言います。」
「「[妹!?]」」
「私も今気付きました。お名前教えてもらってよろしいですか?」
「レイに妹がいたなんて初めて聞いたよ。
姉妹なだけあってそっくりだね。
私の名はクイーン。怪盗だよ。
こっちは私の友の、ジョーカーくんとRD」
「……RD!? 倉木研究所の!?」
[私のことを知っているんですか?]
「知ってるも何も、この前あんたの片割れ? 兄弟?
とにかくあんたの別のシステムにえらい目にあわされたんだけど。AKB24」
[……それは、真に申し訳ありませんでした。
そう言えば何で私だけ敬語抜きなんです?]
「なんとなく」
ん? 待てよ確か怪盗クイーンって……。
「ハッカー “ミラージュ” って……もしかしてレイ姉のことだったんですか!?」
「さすがに妹には言ってなかったみたいですね」
少し前にどこかで見たんだ。
怪盗クイーンにはハッカー “ミラージュ” っていう相棒がいて、“ダブルミラージュ” って呼ばれてるって。
それ香姉のこと?
全っ然知らなかったんだけど。
しばらくクイーンさん、ジョーカーさんと話していると、部屋のドアが静かに開いた。
『クイーン、誰かいるんですか……
って凪!? 何でここに!?』
「か……レイ姉! 良かった会えて。『orchid』から来れたんだよ」
香姉が私の腕を引っ張って廊下に出る。
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花言葉 - クルトが君さん» まずは、ご閲覧ありがとうございます!自分の作品の中でも特に考えて書いたので、すごく嬉しいです。怪盗クイーン、とっても面白いのでぜひ読んでみてください。コメントありがとうございました! (2018年8月1日 14時) (レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
クルトが君(プロフ) - イベントに参加させていて読んで見ました。怪盗クイーンのことはよくわからないけど面白かったです。頑張ってください。 (2018年7月30日 8時) (レス) id: 8409b577cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花言葉 x他1人 | 作成日時:2017年10月12日 22時