あんたの知り合いかよっ！ ページ42
─
夏目先輩の後ろを歩く。
「そう言えば、何で凪ちゃんがわざわざきたわけ？ 普通教師でしょ？」
「あー……多分私のこの見た目がいかにも不良っぽかったからじゃないですかね？」
正直ここにいても見た目だけなら違和感ないと思う。
──────て、何アイツら。
唇にチェーンをぶら下げた奴と、何センチだとつっこみたくなるぐらい長っがいリーゼントの野郎が並んで歩いてきた。
うーーーーーわーーーーー、めんどくさそ。
夏目先輩に隠れるようにして歩く。
「夏目。誰だその後ろのガキ」
「彼女か？ 色気づきやがって」
「やだなぁ、俺年下好きじゃないって言ってんのに」
「あんたの知り合いかよっ！！」
「「あ？」」
「夏目先輩！？ 貴方だけはまともって信じてたんですよ私！？
何ですかこの不良まっしぐら共！？」
「「あ”？」」
「何だお前」
「まままま、落ち着いて？ 姫ちゃん」
夏目先輩の制止も聞かず、なんかのステッキを取り出したリーゼント。
私も構える。あのステッキ…………高電圧銃ってとこかな。
残念ながら、
「こっちは木刀なんだよねー、姫ちゃん？」
振りかかってきたステッキを受け止める。
高電圧銃を弾き飛ばし、腹に峰を一発入れる。
「あんたもやる？ えーと」
「神崎くんね」
「間違っても神ちゃんとか呼ぶんじゃ「んじゃザキちゃんね。」かぶせんなおい！」
「ザキちゃんwwwwwwwwwwwwww」
「夏目笑ってんじゃねえぞコラ！」
「行っきまーす！」
振りかぶって天井近くジャンプし、ザキちゃんの脳天に木刀を振り下ろした。
あっけなく倒れる。
「本当に強いねぇ、凪ちゃん。
そろそろ根本的な目的思い出そっかー」
「はーい」
「職員室はここね、行ってらー」
私は夏目先輩に見送られ、職員室に入った。
·
あれ何で私ここきたんだっけ？→←男鹿ちゃん(爆) 凪side
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花言葉 - クルトが君さん» まずは、ご閲覧ありがとうございます！自分の作品の中でも特に考えて書いたので、すごく嬉しいです。怪盗クイーン、とっても面白いのでぜひ読んでみてください。コメントありがとうございました！ (2018年8月1日 14時) (
レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
クルトが君(プロフ) - イベントに参加させていて読んで見ました。怪盗クイーンのことはよくわからないけど面白かったです。頑張ってください。 (2018年7月30日 8時) (レス) id: 8409b577cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花言葉 x他1人 | 作成日時：2017年10月12日 22時
