あかばねかるま？ ページ34
─
「凪ちゃん、また理性飛んでましたよ」
香澄さんがため息をついて言う。
「えー飛んでないよ、意識ちゃんとあったし」
「自覚できてるから飛んでないって訳じゃないんです」
「ちぇー」
「凪さん……貴方、何故そんなに身体能力が高いんです？」
殺せんせーが立ち上がると聞いてきた。
「…………姉さんに、仕込まれたので。
香澄さんにもちょっと教えてもらってましたし」
本当は
さすがにそれは軽々しくバラせない。
「でも凪ちゃんすごかったよ！
殺せんせーの触手を同時に五本に破壊できるなんて！」
「俺らは最高でカルマの二本だもんな」
「カルマ？」
杉野先輩に聞き返したけど、返ってきたのは香澄さんからだった。
「私の隣の席の方なんですよ、
へぇ─────キラキラネームか。
片仮名書きにしか聞こえなかった。
「じゃあ、次…………射撃やってみる？ 遠距離の方」
「ぜひやらせて下さい！」
それから人工知能の律先輩も紹介してもらい、すごく楽しい一日になった。
「香澄さん、今度香姉の職場いっしょに行かない？ きっと楽しいよ。」
「そうなんですか？ じゃあ、行きましょうか」
帰り道、私と香澄さんはそんなことを話しながら、それぞれの家に帰ったのだった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「暗殺教室」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花言葉 - クルトが君さん» まずは、ご閲覧ありがとうございます！自分の作品の中でも特に考えて書いたので、すごく嬉しいです。怪盗クイーン、とっても面白いのでぜひ読んでみてください。コメントありがとうございました！ (2018年8月1日 14時) (
レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
クルトが君(プロフ) - イベントに参加させていて読んで見ました。怪盗クイーンのことはよくわからないけど面白かったです。頑張ってください。 (2018年7月30日 8時) (レス) id: 8409b577cb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：花言葉 x他1人 | 作成日時：2017年10月12日 22時
